世界史B

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 世界史B
科目番号 0042 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 経営情報学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『高等学校 改訂版 世界史A』 曽田三郎他著 (第一学習社)  副教材:『プロムナード 世界史』(浜島書店)
担当教員 岩元 修一,江波 昌子

到達目標

①欧米諸国が、19世紀までに、日本及び世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。       
②20世紀の二つの世界大戦に至る日本及び世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。                                                    
③19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1欧米諸国が、19世紀までに、日本及び世界を一体化していく過程について、8割以上の基礎知識をもとに論理的に説明できる。欧米諸国が、19世紀までに、日本及び世界を一体化していく過程について,7割台の基礎知識をもとに説明できる。欧米諸国が、19世紀までに、日本及び世界を一体化していく過程について、6割台の基礎知識をもとに説明できる。欧米諸国が、19世紀までに、日本及び世界を一体化していく過程について、6割の基礎知識をもとに説明できない。
評価項目220世紀の二つの世界大戦に至る日本及び世界の動向の概要について、8割以上の基礎知識をもとに論理的に説明できる。20世紀の二つの世界大戦に至る日本及び世界の動向の概要について、7割台の基礎知識をもとに説明できる。20世紀の二つの世界大戦に至る日本及び世界の動向の概要について、6割台の基礎知識をもとに説明できる。20世紀の二つの世界大戦に至る日本及び世界の動向の概要について、6割の基礎知識をもとに説明できない。
評価項目319世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、8割以上の基礎知識をもとに論理的に説明できる。19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、7割台の基礎知識をもとに説明できる。19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、6割台の基礎的知識をもとに説明できる。19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、6割の基礎知識をもとに説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
前期開講
 世界各地の出来事や情報がリアルタイムで伝えられ、それらが我々の一人ひとりの現在と未来を左右するといっても過言ではない現代において、自国中心に物事をとらえるのではなく、他国に対して理解を示し、互いの文化を尊重することが大切になってきます。これからの時代を担っていく技術者として、豊かな人間性を育み、グローバルな視点を養う基礎として、さまざまな国の歴史や文化を学び、幅広い視野で物事を判断できるようになってほしいものです。限られた時間数の中で、この授業では、近代文明において先進国であった西洋の歴史を中心に、日本を含めたその他の地域との関わりにも配慮しながら時代の流れを理解していきます。
授業の進め方・方法:
授業で扱う地域や時代は限られていますが、同時代の他の地域の歴史も意識するようにします。 副読本を通じてたくさんの資料に触れ、理解を深めましょう。授業は丁寧に板書をしながらすすめますので、しっかりノートをとって、復習に役立て試験に備えて下さい。また、基本知識をもとに自分の考えをまとめ、班ごとに報告してもらう機会も用意します。 自分の意見を的確に表現できるよう、事前の準備をしてください。 
注意点:
定期試験および小テストと、授業中に各自や班でまとめた報告を評価の対象とします。班ごとの活動に参加できなければ評価は低くなりますので注意してください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 近代ヨーロッパの成立Ⅲ 宗教改革について説明できる。
2週 近代ヨーロッパの成立Ⅳ 主権国家体制の形成について説明できる。
3週 近代ヨーロッパの成立Ⅴ 主権国家体制の形成について説明できる。
4週 近代ヨーロッパの成立Ⅵ 主権国家体制の形成について説明できる。
5週 近代ヨーロッパの成立Ⅶ これまでのまとめと小テストをおこなう。
6週 20世紀の世界大戦 第2次世界大戦について説明できる。
7週 主権国家体制の展開Ⅰ 重商主義と啓蒙専制主義について説明できる。
8週 主権国家体制の展開Ⅱ 重商主義と啓蒙専制主義について説明できる。
2ndQ
9週 主権国家体制の展開Ⅲ 重商主義と啓蒙専制主義について説明できる。
10週 主権国家体制の展開Ⅳ 重商主義と啓蒙専制主義について説明できる。
11週 主権国家体制の展開Ⅴ 重商主義と啓蒙専制主義について説明できる。
12週 主権国家体制の展開Ⅵ ヨーロッパ諸国の海外進出について説明できる。
13週 主権国家体制の展開Ⅶ ヨーロッパ諸国の海外進出について説明できる。
14週 主権国家体制の展開Ⅷ これまでのまとめをおこなう。
15週 ・学期末試験
16週 答案返却・解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。3
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3

評価割合

試験小テスト・課題発表レポートポートフォリオ宿題提出物合計
総合評価割合0301000040
知識の基本的な理解6-30100040
思考・推論・創造への適応力0000000
汎用的技能0000000
態度・志向性(人間力)0000000
総合的な学習経験と創造的思考力0000000