社会科学Ⅱ

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 社会科学Ⅱ
科目番号 0059 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 経営情報学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 なし
担当教員 岩元 修一,江波 昌子

到達目標

①民主主義、基本的人権などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済の仕組みを説明できる。
②現代に関する適切な主題を設定して資料を活用して探求し、その成果を論述・討論などを通じ、協調性のある持続可能な社会実現について展望できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限のレベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1民主主義、基本的人権などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済の仕組みについて、8割以上の基礎知識をもとに論理的に説明できる。民主主義、基本的人権などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済の仕組みについて、7割台の基礎知識をもとに論理的に説明できる。民主主義、基本的人権などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済の仕組みについて、6割台の基礎知識をもとに説明できる。民主主義、基本的人権などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済の仕組みについて、6割の基礎知識をもとに説明できない。
評価項目2現代に関する適切な主題を設定して資料を活用して探求し、その成果を論述・討論などを通じ、協調し持続可能な社会実現について、8割以上の基礎知識をもとに論理的に説明できる。現代に関する適切な主題を設定して資料を活用して探求し、その成果を論述・討論などを通じ、協調性のある持続可能な社会実現について7割台の基礎知識をもとに説明できる。現代に関する適切な主題を設定して資料を活用して探求し、その成果を論述・討論などを通じ、協調性のある持続可能な社会実現について、6割台の基礎知識をもとに説明できる。現代に関する適切な主題を設定して資料を活用して探求し、その成果を論述・討論などを通じ、協調性にある持続可能な社会実現について、6割の基礎知識をもとに説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第2学期開講
 この授業では第1学期に続き、欧米近代社会が確立されていった過程を学ぶことで、国際社会の一員として社会的諸問題の解決に向けて主体的に貢献する自覚と素養を培うことを目標とします。文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することが大切さを理解して、これからの時代を担っていく技術者として豊かな人間性を育み、社会に貢献する自覚をもつことを目指してほしいと思います。
授業の進め方・方法:
教科書を中心に、副読本やプリントを使って資料に触れながら理解を深めます。授業は丁寧に板書をしながらすすめますので、しっかりノートをとって、復習に役立て試験に備えて下さい。また、基本知識をもとに自分の考えをまとめ、班ごとに報告してもらう機会も用意します。 自分の意見を的確に表現できるよう、事前の準備をしてください。  
注意点:
定期試験と、授業中に各自や班でまとめた報告を評価の対象とします。班ごとの活動に参加できなければ評価は低くなりますので注意してください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 導入・授業の進め方の確認           ガイダンス 欧米近代社会の確立 シラバスの内容を説明できる。
2週 産業革命 産業革命の原因と経緯について説明できる。
3週 産業革命の波及と労働運動 産業革命の影響について説明できる。
4週 第2次産業革命以降の変化と世界の一体化 産業革命をキーワードに現代までの産業の発展を説明できる。
5週 ウィーン体制とその崩壊 ウィーン体制とその影響について説明できる。
6週 イギリスの諸改革と1848年革命 イギリスの諸改革とナショナリズムの萌芽について説明できる。
7週 ナショナリズムの発展 各国のナショナリズムの発展について説明できる。
8週 定期試験
2ndQ
9週 試験返却・解説
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会公民的分野自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。3
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3

評価割合

試験小テスト発表レポート・宿題その他合計
総合評価割合801015350140
基礎的能力60010300100
専門的能力201055040
分野横断的能力000000