化学ⅡA

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 化学ⅡA
科目番号 0060 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 経営情報学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 新編化学基礎、新編化学(東京書籍)/ダイナミックワイド図説化学、ニューグローバル化学基礎+化学(東京書籍)
担当教員 花田 祐策,中村 成芳

到達目標

物質に関する学問である「化学」の基本的な考え方のうち、以下の項目の修得を目標とする
①酸化還元を説明できる。
②気体の性質を説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1酸化還元反応、電気分解の複雑な反応について説明でき、必要な計算などを行うことができる。 酸化還元反応、電気分解について説明でき、必要な計算などを行うことができる。 酸化還元反応、電気分解について基本的な内容を説明できる 酸化還元反応、電気分解について基本的な内容を説明できない
評価項目2複雑な気体の状態変化について説明でき、必要な計算などを行うことができる。 気体の状態方程式について説明でき、必要な計算などを行うことができる。 気体の状態方程式について基本的な内容を説明できる 気体の状態方程式について基本的な内容を説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
化学Iの続きとして、酸化還元反応、電気分解、気体の振る舞いなどを学ぶ(1学期開講科目)
授業の進め方・方法:
シラバスの計画を目安に、教科書の内容を説明する。定期テスト以外に、小テスト、その他(課題等)も行う。
注意点:
授業には関数電卓を使用する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1年の復習テスト
2週 酸化数の定義と求め方(その1) 酸化数を説明できる
酸化数が計算することができる
3週 酸化数の定義と求め方(その2) 酸化数を説明できる
酸化数が計算することができる
4週 酸化数と酸化還元 酸化された物質、還元された物質が酸化数の増減を説明できる
5週 イオン化傾向 イオン化列を使ってどのような反応が起こるか説明できる
6週 電池 電池の原理を説明できる
一次電池、二次電池の種類を説明できる
7週 電気分解 電気分解したとき、陰極、陽極でおこる反応を説明できる
8週 演習
2ndQ
9週 ファラデーの法則 ファラデーの法則を使って計算ができる
10週 演習
11週 状態変化 物質の状態変化を説明できる
蒸気圧、圧力を説明
12週 ボイルの法則 ボイルの法則を使って計算ができる
13週 気体の状態方程式 気体の状態方程式を使った計算ができる
14週 演習
15週 定期試験
16週 定期試験の解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学物理ボイル・シャルルの法則や理想気体の状態方程式を用いて、気体の圧力、温度、体積に関する計算ができる。3
化学(一般)化学(一般)ボイルの法則、シャルルの法則、ボイル-シャルルの法則を説明でき、必要な計算ができる。3
気体の状態方程式を説明でき、気体の状態方程式を使った計算ができる。3
酸化還元反応について説明できる。3
イオン化傾向について説明できる。3
金属の反応性についてイオン化傾向に基づき説明できる。3
ダニエル電池についてその反応を説明できる。3
鉛蓄電池についてその反応を説明できる。3
一次電池の種類を説明できる。3
二次電池の種類を説明できる。3
電気分解反応を説明できる。3
電気分解の利用として、例えば電解めっき、銅の精錬、金属のリサイクルへの適用など、実社会における技術の利用例を説明できる。3
ファラデーの法則による計算ができる。3

評価割合

定期試験小テスト合計
総合評価割合2080100
知識の基本的な理解 【知識・記憶、理解レベル】2080100
思考・推論・創造への適用力 【適用、分析レベル】000
汎用的技能 【  】000
態度・志向性(人間力) 【  】000
総合的な学習経験と創造的思考力 【  】000