到達目標
物質に関する学問である「化学」の基本的な考え方のうち、以下の項目の修得を目標とする
①酸化還元を説明できる。
②気体の性質を説明できる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安(可) | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 酸化還元反応、電気分解の複雑な反応について説明でき、必要な計算などを行うことができる。
| 酸化還元反応、電気分解について説明でき、必要な計算などを行うことができる。
| 酸化還元反応、電気分解について基本的な内容を説明できる
| 酸化還元反応、電気分解について基本的な内容を説明できない
|
評価項目2 | 複雑な気体の状態変化について説明でき、必要な計算などを行うことができる。
| 気体の状態方程式について説明でき、必要な計算などを行うことができる。
| 気体の状態方程式について基本的な内容を説明できる
| 気体の状態方程式について基本的な内容を説明できない
|
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
化学Iの続きとして、酸化還元反応、電気分解、気体の振る舞いなどを学ぶ(1学期開講科目)
授業の進め方・方法:
シラバスの計画を目安に、教科書の内容を説明する。定期テスト以外に、小テスト、その他(課題等)も行う。
注意点:
授業には関数電卓を使用する。
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
1年の復習テスト |
|
2週 |
酸化数の定義と求め方(その1) |
酸化数を説明できる 酸化数が計算することができる
|
3週 |
酸化数の定義と求め方(その2) |
酸化数を説明できる 酸化数が計算することができる
|
4週 |
酸化数と酸化還元 |
酸化された物質、還元された物質が酸化数の増減を説明できる
|
5週 |
イオン化傾向 |
イオン化列を使ってどのような反応が起こるか説明できる
|
6週 |
電池 |
電池の原理を説明できる 一次電池、二次電池の種類を説明できる
|
7週 |
電気分解 |
電気分解したとき、陰極、陽極でおこる反応を説明できる
|
8週 |
演習 |
|
2ndQ |
9週 |
ファラデーの法則 |
ファラデーの法則を使って計算ができる
|
10週 |
演習 |
|
11週 |
状態変化 |
物質の状態変化を説明できる 蒸気圧、圧力を説明
|
12週 |
ボイルの法則 |
ボイルの法則を使って計算ができる
|
13週 |
気体の状態方程式 |
気体の状態方程式を使った計算ができる
|
14週 |
演習 |
|
15週 |
定期試験 |
|
16週 |
定期試験の解説 |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 熱 | ボイル・シャルルの法則や理想気体の状態方程式を用いて、気体の圧力、温度、体積に関する計算ができる。 | 3 | |
化学(一般) | 化学(一般) | ボイルの法則、シャルルの法則、ボイル-シャルルの法則を説明でき、必要な計算ができる。 | 3 | |
気体の状態方程式を説明でき、気体の状態方程式を使った計算ができる。 | 3 | |
酸化還元反応について説明できる。 | 3 | |
イオン化傾向について説明できる。 | 3 | |
金属の反応性についてイオン化傾向に基づき説明できる。 | 3 | |
ダニエル電池についてその反応を説明できる。 | 3 | |
鉛蓄電池についてその反応を説明できる。 | 3 | |
一次電池の種類を説明できる。 | 3 | |
二次電池の種類を説明できる。 | 3 | |
電気分解反応を説明できる。 | 3 | |
電気分解の利用として、例えば電解めっき、銅の精錬、金属のリサイクルへの適用など、実社会における技術の利用例を説明できる。 | 3 | |
ファラデーの法則による計算ができる。 | 3 | |
評価割合
| 定期試験 | 小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 20 | 80 | 100 |
知識の基本的な理解 【知識・記憶、理解レベル】 | 20 | 80 | 100 |
思考・推論・創造への適用力 【適用、分析レベル】 | 0 | 0 | 0 |
汎用的技能 【 】 | 0 | 0 | 0 |
態度・志向性(人間力) 【 】 | 0 | 0 | 0 |
総合的な学習経験と創造的思考力 【 】 | 0 | 0 | 0 |