ネットワーク技術概論

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 ネットワーク技術概論
科目番号 0089 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 経営情報学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「基礎からのCentOS 6」 内田保雄著 (工学社)
担当教員 内田 保雄

到達目標

①ネットワーク技術の概要が理解できる。
②OS(Linux)をインストールし利用できる。
③基本的なクライアント/サーバシステムが構築できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの 目安(可)未到達レベルの目安
到達目標 ①ネットワーク技術の概要を理解し評価できる。ネットワーク技術の概要を理解し考察できる。ネットワーク技術の概要を理解し説明できる。ネットワーク技術の概要を理解できない。
到達目標 ②OS(Linux)をインストールし効率よく利用できる。さらに環境設定もできる。OS(Linux)をインストールし効率よく利用できる。OS(Linux)をインストールしよく利用できる。OS(Linux)をインストールし利用することができない。
到達目標 ③基本的なクライアント/サーバシステムを構築し評価できる。基本的なクライアント/サーバシステムを構築し考察できる。基本的なクライアント/サーバシステムを構築し説明できる。基本的なクライアント/サーバシステムを構築できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第3学期開講
いまやコンピュータとネットワークは切っても切れない関係となっている。また、パソコンの高性能化と低価格化により、小規模事業者や個人レベルでもサーバを構築することが可能となり、そのための技術が求められるようになってきた。そこで、コンピュータシステムへの各種ソフトウェアのインストール法、ネットワーク設定法、クライアント/サーバシステムの構築技法を修得することを目的とする。 OSの機能を理解しネットワーク技術の概要を学ぶ科目です。
授業の進め方・方法:
情報システム全般、データベースの知識が必要です。
重要な事項について練習問題を課します。練習問題を解いて実装することで、自身の理解度を把握します。
注意点:
手順を丸暗記するのではなく、処理の仕組みを理解することが重要です。
使用するオペレーティングシステムのリファレンスマニュアルを読み解くことが理解の手助けとなります。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
OSとネットワークの意義
・シラバスから学習の意義、授業の進め方、評価方法を理解できる。
・OSとネットワークの関わりと意義について理解できる。
2週 OSの概念と役割 ・OSの概念と役割について理解し、図示して説明できる。
3週 Linuxの概要 ・Linuxについて理解し、説明できる。
4週 Linuxのインストール ・Linuxのインストール手順について理解し、実行できる。
5週 UNIXのコマンド ・UNIXの代表的なコマンドを理解し、使用できる。
6週 環境設定 ・環境設定の基礎を理解し、設定できる。
7週 パッケージ管理 ・パッケージ管理の仕組みを理解し、利用できる。
8週 中間試験
4thQ
9週 試験返却・解答解説
ユーザ管理
・試験問題の解説を通じて間違った箇所を理解できる。
・ユーザ管理の概要を理解し、実行できる。
10週 X Window System ・X Window Systemの概要を理解し、操作できる。
11週 日本語の利用 ・日本語の利用のための仕組みを理解し、利用できる。
12週 TCP/IP、ネットワーク設定 ・TCP/IP、ネットワーク設定について理解し、説明できる。
13週 Webサーバ ・Webサーバの役割と仕組みについて理解し、構築できる。
14週 SSHサーバ、FTPサーバ ・SSHサーバ、FTPサーバなどについて理解し、説明できる。
15週 定期試験 ・試験問題の解説を通じて間違った箇所を理解できる。
16週 答案返却・解答解説
全体の学習事項のまとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他レポート合計
総合評価割合900000010100
知識の基本的な理解 【知識・記憶、理解レベル】50000001060
思考・推論・創造への 適用力 【適用、分析レベル】4000000040
汎用的技能 【  】00000000
態度・志向性(人間力) 【  】00000000