到達目標
・動的計画法の概要を理解し、最適資源配分問題、最短経路検索問題について計算することができる。
・割当て問題を理解し、手順に従って求めることができる。
・応用的な手法について概要を把握し、基本的な計算をすることができる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安(可) | 未到達レベルの目安 |
動的計画法 | 複雑な問題に対して、計算し、評価することができる。 | 動的計画法を用いて、最適資源配分問題、最短経路検索問題を理解し、計算できる。 | 動的計画法の概要を理解できる。 | 動的計画法を理解できない。 |
割当て問題 | 複雑な割当て問題に対しても手順に従って求めることができる。 | 割当て問題の手順に従って求めることができる。 | 割当て問題の手順を把握できる。 | 割当て問題を理解できない。 |
経営工学応用手法 | 応用的な手法の計算ができ、評価できる。 | 応用的な手法の計算ができる。 | 応用的な手法の概要を把握できる。 | 応用的な手法を理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
第3学期開講
経営工学は社会事象の変化に対して、どのような手法を用いれば、効率化、最適化をすることができるかについて講義する。経営工学ⅡBでは、広範囲へ応用できる手法であることを把握することである。
授業の進め方・方法:
・テキストは配布プリントを用いる。
・授業はホワイトボードでおこなう。
・課題は適宜出題をする。
・配布プリントは、授業内容をまとめたもの、授業で扱う例題、課題プリント、演習問題集で構成される。
注意点:
経営工学ⅡBを学習するにあたっては、最適化問題へ応用できることを把握してほしい。経営工学は広範囲の領域を占めているので、経済・経営に限定されない領域でも活用することができることを講義の中で説明をする。
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
オリエンテーション 動的計画法① ・最適資源配分問題 |
・授業の進め方、評価方法について理解できる。 ・最適資源配分問題の概要を理解できる。 ・最適な配分方法、利益などを計算できる。
|
2週 |
動的計画法② ・最短経路検索問題 ・演習問題 |
・最短経路検索問題の概要を理解できる。 ・最小日数を求めることができる。 ・2つの動的計画法の問題に対して、演習問題を解くことができる。
|
3週 |
割当て問題① ・最小化割当てについて |
・最小にするための割当て方法を理解できる。
|
4週 |
割当て問題② ・最大化割当てについて 期末試験について |
・最大にするための割当て方法を理解できる。
|
5週 |
経営工学の応用手法(最適化理論) ・ファジイ理論(ファジイAHP) |
・経営工学応用手法であるファジイの概要を理解できる。 ・
|
6週 |
経営工学の応用手法(最適化理論) ・ファジイ理論(ファジイAHP) |
・ファジイを用いたAHPを活用することができる
|
7週 |
期末試験対策演習問題(60分想定) |
・試験を想定した演習問題を解くことができる。
|
8週 |
定期試験 |
|
4thQ |
9週 |
試験返却 |
|
10週 |
|
|
11週 |
|
|
12週 |
|
|
13週 |
|
|
14週 |
|
|
15週 |
|
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
知識の基礎的な理解 | 40 | 25 | 65 |
思考・推論・創造への適用力 | 5 | 10 | 15 |
汎用的技能 | 5 | 15 | 20 |
態度・志向性 | 0 | 0 | 0 |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 0 | 0 | 0 |