到達目標
①基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。
②現代社会の課題について、資料を使って探求し、成果を論述したり討論を行い、世界の人々が共存できる持続可能な社会の実現について説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 基礎的な政治・法・経済のしくみについて、講義で学んだ8割以上の基礎知識・情報をもとに論理的に説明できる。 | 基礎的な政治・法・経済のしくみについて、講義で学んだ7割台の基礎知識・情報をもとに説明できる。 | 基礎的な政治・法・経済のしくみについて、講義で学んだ6割台の基礎知識・情報をもとに説明できる。 | 基礎的な政治・法・経済のしくみについて、講義で学んだ6割の基礎知識・情報をもとに説明できない。 |
評価項目2 | 現代の課題と対応策について、諸資料をもとに探求し、講義で学んだ8割以上の基礎知識・情報を使って論理的に説明できる。 | 現代の課題と対応策について、諸資料をもとに探求し、講義で学んだ7割台の基礎知識・情報を使って説明できる。 | 現代の課題と対応策について、諸資料をもとに探求し、講義で学んだ6割台の基礎知識・情報を使って説明できる。 | 現代の課題と対応策について、諸資料をもとに探求し、講義で学んだ6割の基礎知識・情報を使って説明できない。 |
評価項目3 | | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
Social Doctorをめざす高専生にとって、社会の仕組みを理解し、社会の課題を自らみつけ、対応していくことは大変大切です。この授業では、過去の日本のあり方を天災の面から調べ、現代に生かす方策を考えます。
授業の進め方・方法:
この授業は学修単位です。そのため、事前・事後学習として以下のレポートを課します。(事前)原則全員、事前学習の課題プリントをレポート(①)として提出してもらいます。また、クラスをいくつかの班に分けて、テキストの内容を分担して班ごとに報告・質疑応答(②)を担当してもらいます。(事後)この報告・質疑応答の内容を事後学習としてレポート(③)の形で毎回提出してもらいます。評価は①~③の内容と、学期末試験(④)の合計で行います。
注意点:
上記のように授業を進めることから、就職や編入学等で授業を欠席する場合は、公認届けをお願いします。それ以外の欠席は原則、①~④の評価が出来ないことになりますから注意をお願いします。また、提出物は、期限を明示しますので、あわせて注意して下さい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
①シラバスの説明。②班の分担決定。③授業の進め方の説明。④地元の歴史をふまえ身近な課題について学ぶ |
シラバスを含めた授業概要を理解し説明できる。(事後)講義内容と質疑応答の内容をもとに身近な課題を説明出来る。
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2週 |
1章 「秀吉と二つの地震」を読む |
(事前)1章を読み、自分の考える課題や疑問点を明らかにし、(事後)報告・質疑応答等の内容と比較し課題・対応策を考える。
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3週 |
2章 「宝永地震が招いた津波と富士山噴火」を読む |
(事前)2章を読み、自分の考える課題や疑問点を明らかにし、(事後)報告・質疑応答等の内容と比較し課題・対応策を考える。
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4週 |
3章 「土砂崩れ・高潮と日本人」を読む |
(事前)3章を読み、自分の考える課題や疑問点を明らかにし、(事後)報告・質疑応答等の内容と比較し課題・対応策を考える。
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5週 |
4章 「災害が変えた幕末史」を読む |
(事前)4章を読み、自分の考える課題や疑問点を明らかにし、(事後)報告・質疑応答等の内容と比較し課題・対応策を考える。
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6週 |
5章 「津波から生きのびる知恵」を読む |
(事前)5章を読み、自分の考える課題や疑問点を明らかにし、(事後)報告・質疑応答等の内容と比較し課題・対応策を考える。
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7週 |
6章 「東日本大震災の教訓」を読む |
(事前)6章を読み、自分の考える課題や疑問点を明らかにし、(事後)報告・質疑応答等の内容と比較し課題・対応策を考える。
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8週 |
期末試験 |
(事前)試験に向けて振り返りを行う。
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2ndQ |
9週 |
試験の返却とアンケート |
試験問題の解説を行い、講義の趣旨を再確認する。
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 公民的分野 | 自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 3 | |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験(④) | 報告(②) | 質疑応答(②) | レポート(③) | 課題(①) | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 21 | 9 | 18 | 12 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 21 | 9 | 18 | 12 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |