日本語表現

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 日本語表現
科目番号 61001 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 4th-Q 週時間数 4
教科書/教材
担当教員 畑村 学

到達目標

第4学期開講。
新聞記事を教材に取り上げ、文中のキーワードやキーセンテンスに線を引きながら文章を読むことで、社会に出ても使える文章の読み方や、読解力の向上を目指す。
読解した内容をわかりやすい図解資料に整理することで、図解力を向上させる。また、作成した図解を活用した効果的なプレゼンテーションができるようにする。
社会の諸問題を解決するためのアイデアを企画書にまとめ、企画内容を図解資料にまとめ、それを活用したプレゼンテーションを行うことで、読解力、図解力、プレゼンテーション能力を総合的に向上させる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1文中のキーワードやキーセンテンスに8割以上の正答率で線を引くことができる。文中のキーワードやキーセンテンスに7割の正答率で線を引くことができる。文中のキーワードやキーセンテンスに6割の正答率で線を引くことができる。文中のキーワードやキーセンテンスに6割未満の正答率でしか線を引くことができない。
評価項目2図解の方法を理解して、課題に即したかなり複雑な図解資料を作成することができる。図解の方法を理解して、課題に即したやや複雑な図解資料を作成することができる。図解の方法を理解して、課題に即した簡単な図解資料を作成することができる。図解の方法を理解して、課題に即した図解資料を作成することができない。 レジュメ資料のポイントを読解することができない。
評価項目3資料を効果的に使って、聞き手を引きつける優れたプレゼンテーションができる。資料を使って、聞き手を引きつけるプレゼンテーションができる。資料を使って、プレゼンテーションができる。資料を使って、プレゼンテーションができる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第4学期開講。
社会の諸問題を扱った新聞記事をテキストとして使用し、読解力を向上させるための文章を読むスキルを習得する。その上で、文中のキーワードやキーセンテンスを使った図解資料の作成方法を学習し、最終的には個人やグループのアイデアを企画書にまとめ、それを図解資料にしてプレゼンテーションを行う。
授業の進め方・方法:
授業はアクティブラーニング形式で行う。
よって、授業時の作業は個人の作業だけでなく、ペアワークやグループワーク等を多く取り入れる予定である。
注意点:
授業では毎時間プリント(A3、あるいはA4サイズ)を配布します。ノートを準備する必要ありませんが、プリントを綴じるためのファイル(2つ穴ファイル)を準備してください。
三色のボールペン(赤、青、緑)を準備して下さい。文章に線を引く際に使用します。1本で3色が使えるものが便利です。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
4thQ
9週 ガイダンス
読解と要約①
シラバスを用い、授業の概要、到達目標、成績評価方法を理解できる。
文章を読解するための文章の読み方について理解できる。①
10週 読解と要約②
読解と要約③
文章を読解するための文章の読み方について理解できる。②
文章を読解するための文章の読み方について理解できる。③
11週 読解と図解①
読解と図解②
図の基本的な書き方を理解し、読解した内容を図解にまとめることができる。①
図の基本的な書き方を理解し、読解した内容を図解にまとめることができる。②
12週 図解とプレゼンテーション①
図解とプレゼンテーション②
プレゼンテーションの方法を理解し、図解を効果的に使った話し方ができる。①
プレゼンテーションの方法を理解し、図解を効果的に使った話し方ができる。②
13週 図解とプレゼンテーション③
図解とプレゼンテーション④
プレゼンテーションの方法を理解し、図解を効果的に使った話し方ができる。③
プレゼンテーションの方法を理解し、図解を効果的に使った話し方ができる。④
14週 企画とプレゼンテーション①
企画とプレゼンテーション②
企画書の作成方法を理解し、図解にまとめ、その図解を使った効果的なプレゼンテーションができる。①
企画書の作成方法を理解し、図解にまとめ、その図解を使った効果的なプレゼンテーションができる。②
15週 企画とプレゼンテーション③
企画とプレゼンテーション④
企画書の作成方法を理解し、図解にまとめ、その図解を使った効果的なプレゼンテーションができる。③
企画書の作成方法を理解し、図解にまとめ、その図解を使った効果的なプレゼンテーションができる。④
16週 最終まとめ 授業を振り返り、学習内容の理解を深めることができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート・口頭発表合計
総合評価割合100000100
知識の基本的な理解5000050
思考・推論・創造への適用力3000030
汎用的技能2000020