画像処理

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 画像処理
科目番号 63032 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 2nd-Q 週時間数 4
教科書/教材 配布プリント
担当教員 三谷 芳弘

到達目標

画像を理解し,画像処理の基本的なアルゴリズムの考え方を習得する.さらに実際に画像処理を行うことができる.
本講義の到達目標は以下の通りである.
(1)白黒濃淡画像・カラー画像,諧調数削減・2値化,画像の演算について理解できる.
(2)画像の濃度補正・幾何学的補正について理解できる.
(3)画像のフィルタリング・2値画像処理について理解できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1白黒濃淡画像・カラー画像,諧調数削減・2値化,画像の演算を説明できる.白黒濃淡画像,カラー画像,を説明できる.カラー画像について説明できる.カラー画像の説明ができない.
評価項目2画像の濃度補正・幾何学的補正,これらの基本アルゴリズムを説明できる.画像の濃度補正・幾何学的補正の効果を説明できる.画像の補正について説明できる.画像の補正の説明ができない.
評価項目3画像のフィルタリング・2値画像処理,これらの基本アルゴリズムを説明できる.画像のフィルタリング・2値画像処理の効果を説明できる.画像のフィルタリング・2値画像処理について説明できる.画像のフィルタリングの説明ができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
画像を理解し,画像処理の基本的なアルゴリズムの考え方を習得する.
授業の進め方・方法:
この科目は学修単位科目のため,事前・事後学習として小テスト及びレポートを実施する.本講義は情報処理室において実施する.情報処理室の利用についてはマナーを守ること.配布プリントに基づいて授業を進める.
注意点:
画像処理に関する小テストとしてプログラム課題を課す.また,画像処理に関する応用のレポートとしてプログラム課題を課す.提出期限は厳守すること.学期内に成績を再評価する場合がある.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
2ndQ
9週 1回目:画像処理(1),ガイダンス・概要
2回目:画像処理(2)
・シラバスから学習の意義,授業の進め方,評価方法を理解できる.カラー画像を理解できる.
・白黒濃淡画像・画像の統計量を理解できる.
10週 3回目:画像処理(3)
4回目:画像処理(4)
・2値化・諧調数削減を理解できる.
・画像の演算を理解できる.
11週 5回目:画像処理(5)
6回目:画像処理(6)
・画像の濃度補正(1)を理解できる.
・画像の濃度補正(2)を理解できる.
12週 7回目:画像処理(7)
8回目:画像処理(8)
・画像の幾何学的補正(1)を理解できる.
・画像の幾何学的補正(2)を理解できる.
13週 9回目:画像処理(9)
10回目:画像処理(10)
・画像のフィルタリング(1)を理解できる.
・画像のフィルタリング(2)を理解できる.
14週 11回目:画像処理(11)
12回目:画像処理(12)
・2値画像処理(1)を理解できる.
・2値画像処理(2)を理解できる.
15週 13回目:画像処理の応用(1)
14回目:画像処理の応用(2)
・与えられた課題に取り組み,レポートとしてまとめることができる.
・与えられた課題に取り組み,レポートとしてまとめることができる.
16週 15回目:定期試験
16回目:試験返却

・試験問題の解説を通じて間違った箇所を理解できる.また,これまでの学習事項のまとめを行う.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

期末試験レポート小テスト合計
総合評価割合801010100
知識の基本的な理解405550
思考・推論・創造への適用力【適用、分析レベル】205530
汎用的技能【論理的思考力】200020
態度・志向性(人間力)0000
総合的な学習経験と創造的思考力0000