生命科学

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 生命科学
科目番号 0011 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 配布プリントなど
担当教員 根來 宗孝

到達目標

(1) からだを支える骨格と「うごき」の仕組みと免疫機構および消化・吸収(胃、小腸、大腸)のについて説明できる。
(2) 肝臓、膵臓、甲状腺 、腎臓、副腎、心臓および血管の構造、機能、疾病との関連について説明できる。
(3)生命科学に関する課題について情報を集約し、インパクトのある発表ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1 からだを支える骨格と「うごき」の仕組みと免疫機構および消化・吸収(胃、小腸、大腸)のについて説明できる。 からだを支える骨格と「うごき」の仕組みと免疫機構および消化・吸収(胃、小腸、大腸)について、2つ説明できる。 からだを支える骨格と「うごき」の仕組みと免疫機構および消化・吸収(胃、小腸、大腸)について1つは説明できる。からだを支える骨格と「うごき」の仕組みと免疫機構および消化・吸収(胃、小腸、大腸)のについて説明できない。
評価項目2肝臓、膵臓、甲状腺 、腎臓、副腎、心臓および血管の構造、機能、疾病との関連について説明できる。肝臓、膵臓、甲状腺 、腎臓、副腎、心臓および血管の構造、機能、疾病について説明できる。肝臓、膵臓、甲状腺 、腎臓、副腎、心臓および血管の構造または機能について説明できる。肝臓、膵臓、甲状腺 、腎臓、副腎、心臓および血管の構造、機能、疾病について説明できない。
評価項目3生命科学に関する課題について情報を集約し、インパクトのある発表ができる。生命科学に関する課題について情報を集約し、わかり易い発表ができる。生命科学に関する課題について情報を集約し、発表ができる。生命科学に関する課題について情報を集約し、発表ができない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE (C) 説明 閉じる
教育目標 (A)① 説明 閉じる

教育方法等

概要:
最近、人工臓器や手術ロボット、薬物送達システムなど、医学と工学の融合による新しい技術の開発が活発化している。このような状況下で、工学技術者が医療との関わりを持つ機会は今後ますます増えることが予想される。そこで本講義では、生理学、薬理学ならびに生物化学を基礎として人体の仕組みを理解することを目的とする。連携授業において、発表会を実施する。
授業の進め方・方法:
視覚教材や配布プリントを用いながら授業を行います。
注意点:
新聞などて取り上げられる生命科学に関する話題や情報などにも注意を払ってください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 骨格と筋肉 (1) からだを支える骨格と「うごき」の仕組みを学習する。
2週 骨格と筋肉 (2) からだを支える骨格と「うごき」の仕組みを学習する。
3週 からだの内部について 胸腹部の内臓および免疫機構について概説する。 
4週 消化 (1) 食物の消化と吸収について。胃の構造と働き。 
5週 消化 (2) 食物の消化と吸収について。胃の構造と働き。
6週 消化 (3) 食物の消化と吸収について。小腸と大腸の構造と働き。  
7週 消化 (4) 食物の消化と吸収について。小腸と大腸の構造と働き。
8週 中間試験
4thQ
9週 代謝と解毒 (1) 肝臓の働きについて。
10週 代謝と解毒 (2) 肝臓の働きについて。
11週 膵臓と甲状腺 その構造と働きについて。
12週 腎臓と副腎 その構造と働きについて。
13週 循環系 心臓と血管について。
14週 発表会
15週 期 末 試 験
16週 答案返却・解答解説
全体の学習事項のまとめ
試験問題の解説を通じて間違った箇所を理解できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他発表会レポート合計
総合評価割合8010000010100
基礎的能力4050000550
専門的能力4050000550
分野横断的能力00000000