経営管理工学

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 経営管理工学
科目番号 0012 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 授業でつかうプレゼン資料
担当教員 挾間 雅義

到達目標

・経営管理、販売管理についてやや難しい知識を理解し、発展的に応用できる。
・ビジネスプランについては自主的かつ発展的にチームをリードしながら構築できる。
・経営工学手法を理解し、モデルを作成することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1経営管理・販売管理について,やや難しい知識を有することができ,発展的に応用できる経営管理・販売管理について,正しく理解でき,応用できる経営管理・販売管理について,ある程度の知識を有し,すこし応用できる経営管理・販売管理について少しの知識しか有さず,応用もできない
評価項目2ビジネスプランを自主的かつ発展的にチームをリードしながら構築できるビジネスプランを自主的に構築できるビジネスプランを定められた書式の範囲内で構築できるビジネスプランを構築できない
評価項目3経営工学手法を用いてやや複雑なモデルを作成することができる。経営工学手法を理解しモデルを作成することができる経営工学手法の基本部分を理解できる経営工学手法を理解できない

学科の到達目標項目との関係

JABEE (C) 説明 閉じる
教育目標 (C)① 説明 閉じる

教育方法等

概要:
第3、第4学期開講
応用的な内容を扱うため、少し難しいと思うかもしれないが、わからない部分はまず、自分たちで調べ、次に教員に質問することで解決させておく必要がある。半期の中で講義とグループワーク形式により、他高専間の学生と交流し,コミュニケーションを取りながら,いろいろな視点で経営管理工学の内容を理解する。
授業の進め方・方法:
・資料を配布
・スマートボードで授業をおこなう。
・グループで課題に取り組む
注意点:
他高専生との交流形式で授業をおこないますので、楽しみながら取り組んでください。本科の経営工学、マーケティング論、生産管理論の理解をしておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 連携教育に関するガイダンスと遠隔チーム編成 ・授業の進め方について理解できる。   
・遠隔チーム編成が構築できる。              
2週 企業経営の基礎概念の復習

・企業経営の基礎を理解し,起業・創業の基礎を理解できる
・ビジネスプラン作成方法を理解できる。
・市場調査,プロモーションミックス,AIDMAを理解できる。
3週 販売管理ワークショップ(WS) ・広告に関するワークショップ(WS)を通じて,遠隔グループワークを実践できる。
4週 ビジネスプラン作成WS①
・テーマを理解し,市場調査方法,原価計算手法,利益計画立案方法を理解することができる。
5週 ビジネスプラン作成WS② ・仮想商品の市場調査を実施できる。
・原価を想定し,利益計画を立てることができる。
・チームで役割分担し,チームワークができる。
6週 ビジネスプラン作成WS③ ・ビジネスプランを発表することができる。
・ビジネスプランをレポートにまとめることができる。
7週 中間発表会 ・グループ内で担当を割り当てて制限時間内に発表できる。
8週 スケジューリング手法WS①
・スケジューリングに関して,基礎から復習し,演習問題が解くことができる。
4thQ
9週 スケジューリング手法WS② ・スケジューリングに関する演習問題を解き,やや複雑な内容の問題を解くことができる
10週 スケジューリング手法WS③ ・プログラミングを用いて、スケジューリングモデルを作成することができる。
11週 待ち行列理論WS① ・待ち行列に関する方法論を理解することができる。
12週 待ち行列理論WS② ・待ち行列に関して,基本的な問題の解を導くことができる。
13週 待ち行列理論WS③ ・基本的な待ち行列モデルを作成することができる。
14週 期末発表会 ・グループ内で担当を割り当てて制限時間内に発表できる。
15週 定期試験
16週 試験返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

口頭発表筆記試験レポート合計
総合評価割合404020100
知識の基本的な理解3010040
思考・推論・創造への適用力1030545
汎用的技能0055
態度・志向性(人間力)0055
総合的な学習経験と創造的思考力0055