機器分析

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 機器分析
科目番号 73027 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質工学専攻 対象学年 専2
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材
担当教員 小倉 薫,髙田 陽一

到達目標

1.無機および有機物に関する代表的な構造分析、定性、定量分析法等を理解している。
2.クロマトグラフィーの理論と代表的な分析方法を理解している。
3.特定の分析装置を用いた気体、液体、固体の分析方法を理解し、測定例をもとにデータ解析することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1初めて扱う分析装置でも、自ら学習して原理や分析方法を理解することができる。授業で取り扱った構造分析、定性、定量分析法等を理解している。二三の代表的な構造分析、定性、定量分析法等を理解している。無機および有機物に関する代表的な構造分析、定性、定量分析法等を理解していない。
評価項目2クロマトグラフィーの理論と代表的な分析方法を理解し、分析に応用できる。クロマトグラフィーの理論と代表的な分析方法を理解し、いくつかの原理と分離の特徴を説明できる。クロマトグラフィーの理論と代表的な分析方法を理解している。クロマトグラフィーの理論と代表的な分析方法を理解していない。
評価項目3初めて扱う分析装置でも、自ら学習して、測定例をもとにデータ解析することができる。授業で取り扱った分析装置を用いた気体、液体、固体の分析方法を理解し、測定例をもとにデータ解析することができる。二三の分析装置を用いた分析方法を理解し、測定例をもとにデータ解析することができる。特定の分析装置を用いた気体、液体、固体の分析方法を理解ていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
定性・定量分析のほとんどは機器を用いて行われている。構造解析では機器分析以外は無力である。この授業では学生が社会に出た時に必要な機器分析の能力が獲得できるように代表的な機器分析法の原理や分析例を取り上げる。
授業の進め方・方法:
複数の教員によって授業を分担して講義形式で授業を進める。
注意点:
各授業回に対応した自学が必要であり、その成果をレポートで確認する。レポートの内容に加えて、自学を行った時間(授業時間の2倍)であることをレポートのボリュームでも評価する。この基準は担当教員毎に異なるので確認すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週 電磁波の基礎と吸光光度分析の基礎(小倉)
機器分析法として広く用いられる電磁波の特徴を理解する。吸光光度分析の概要が理解できる。
10週 吸光光度分析の応用(小倉) ニンヒドリン発色によるアミノ酸分析などの応用例が説明できる。
11週 クロマトグラフィーによる分析(小倉)  クロマトグラフィーの原理と分析例が説明できる。
12週 カラムの劣化の原因と性能評価(小倉)
カラムの性能評価法と性能低下の主な原因が説明できる。
13週 核磁気共鳴分光法の原理(小倉) 1D NMRについて原理等が説明できる。またスペクトルを解析することができる。
14週 核オーバーハウザー効果(NOE)と二次元NMR(小倉) NOEの原理と応用例および二次元NMRの有用性を理解する。
15週 中間試験(小倉) 1~6回の内容について中間試験を行う。
16週 試験返却(小倉) 中間試験を返却し、解説する。
後期
3rdQ
1週 質量分析法(高田) 質量分析法の原理および分類が説明できる。
2週 赤外分光法(高田) さまざまな置換基などの赤外特性吸収帯を説明できる。
3週 有機化合物の同定(高田) 種々のスペクトルデータを解析し、化合物が同定できる。
4週 X線の基礎(高田) 種々の測定で用いられるX線の基礎を理解し、その特徴を説明できる。
5週 X線分析法(高田) X線の回折、散乱、吸収を利用した測定法を挙げ、その特徴を説明できる。
6週 電子顕微鏡(高田) 電子顕微鏡の原理を理解し、走査型および透過型電子顕微鏡の特徴と違いを説明できる。
7週 期末試験(高田) 9~14回の内容について期末試験を行う。
8週 試験返却(高田) 期末試験を返却し、解説する。
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

中間試験期末試験レポート合計
総合評価割合303040100
基礎的能力10102040
専門的能力20202060
分野横断的能力0000