到達目標
① 環境問題について、民法や刑法など、法の観点から説明できる。
② 環境と社会の関わりについて、歴史的視点から説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安(可) | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 法解釈と環境問題に関する理解が、ともに相当レベルに達しており、今後の課題を含めて、客観的・論理的に説明できる。 | 法解釈と環境問題に関する理解が、ともに一定レベルに達しており、かなり客観的・論理的に説明できる。 | 法解釈と環境問題に関する理解のどちらかが少し物足りないが、それなりに一貫性のある説明ができる。 | 法解釈と環境問題に関する理解が、どちらとも少し物足りないが、問題点は説明できる。 |
評価項目2 | 環境と社会の関わりについて、十分な基礎知識をもとに、多様な視点にバランスよく目配りしつつ意見と事実を明確に区分しながら説明できる。 | 環境と社会の関わりについて、それなりの基礎知識をもとに、多様な視点に目配りしつつ意見と事実を一応区分しながら説明できる。 | 環境と社会の関わりについて、6割程度の基礎知識をもとに、一部の視点に目配りしつつ意見と事実を混同しながらも説明できる。 | 環境と社会の関わりについて、基礎知識は6割未満で、多様な視点への言及もなく意見と事実を全く区分できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
第4学期開講
本講義は、人間性豊かな技術者を育成するために、「地球的視点から物事を考える能力を育成すること」を目標として開設されたものである。専任教員2名で打ち合わせを行いながら、幅広い多様な視点から講義を展開したいと思う。
授業の進め方・方法:
講義はⅡ部構成になっており、Ⅰ部はレポートによって評価し、Ⅱ部は発表と試験を行う。
注意点:
Ⅰ部では資料として判例の一部を配布し、その中身を検討する。グループワークの一環として、班ごとにレポートを作成することもある。Ⅱ部では班に分かれて報告・質疑応答・整理を軸に授業を進める。そのため、報告・質疑や整理に不参加の場合、評価点が低くなるので注意して下さい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
Ⅰ部の導入 |
シラバスの概要を説明できる。
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2週 |
環境と法1 不法行為としての公害 |
一般的不法行為と特殊不法行為の違いを説明できる。
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3週 |
環境と法1 不法行為としての公害 |
公害事件に関する資料を読み、事件の概要及び争点、判例の立場を説明できる。
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4週 |
環境と法1 不法行為としての公害 |
公害事件に関する資料を読み、事件の概要及び争点、判例の立場を説明できる。
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5週 |
環境と法2 原告適格 |
「人間以外が訴訟を提起すること」の問題点を説明できる。
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6週 |
環境と法3 刑事事件としての公害 |
公害等、企業の起こした事件を「刑事訴訟」として扱う際の問題を説明できる。
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7週 |
中間試験 |
Ⅰ部の内容について時間内にレポートを作成する。
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8週 |
Ⅱ部の導入 |
シラバスの概要を説明できる。
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4thQ |
9週 |
エネルギーに関する資料を読む |
エネルギーについて現状と課題を説明できる。
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10週 |
人口と食料に関する資料を読む |
人口と食料について現状と課題を説明できる。
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11週 |
自然災害に関する資料を読む(1) |
地球と自然災害の関わりについて説明できる。
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12週 |
自然災害に関する資料を読む(2) |
関東大震災について説明できる。
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13週 |
自然災害に関する資料を読む(3) |
東日本大震災について説明できる。
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14週 |
自然災害に関する資料を読む(4) |
南海トラフ巨大地震への備えについて現状と課題を説明できる。
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15週 |
学期末試験 |
Ⅱ部の内容について試験を行う。
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16週 |
答案返却 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| Ⅰ:レポート | Ⅱ:試験 | Ⅱ:発表 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 23 | 27 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 23 | 27 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |