物質工学エンジニアリングデザイン

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 物質工学エンジニアリングデザイン
科目番号 0015 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 学修単位: 3
開設学科 物質工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 後期:6
教科書/教材 プリント
担当教員 山﨑 博人

到達目標

技術者として、一定の条件下で社会から要求された“もの”をデザイン(立案)する能力が求められてい る。エンジニアリングデザインでは、これまでに修得した応用化学と生物工学の専門的な知識・技術を駆 使し、創造性を発揮して要求される“もの”を立案・実現することを目的とする。
 (1)企画書を作成し、それに基づき、着実に計画を実行することができる。
 (2)チームでコミュニケーションを取りながら課題に取り組みことができる。
 (3)複数の知識・技術を駆使して“もの”をデザインし、その成果を報告書にまとめることができる。
 (4)デザインした“もの”について報告会で分かりやすく説明することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1企画書を作成し、それに基づき、着実に計画を実行することができる。また、計画変更が生じた場 合にも新たに対策を講ずることができる。企画書を作成し、それに 基づき、着実に計画を実 行することができる。企画書を作成し、計画を 実行することができない。企画書を作成することができない。あるいは、計画を実行することができない。
評価項目2グループの一員として役 割と責任を持ち、チームでコミュニケーションを取りながら自主的に課題に取り組むことができる。グループの一員として役割と責任を持ち、チームでコミュニケーションを取りながら課題に取り組むことができる。チームでコミュニケーショ ンを取りながら課題に取り組むことができる。チームでコミュニケーショ ンを取りながら、課題に取り組むことができない。
評価項目3複数の知識・技術を駆使し、創造性を発揮して“もの”をデザインすることができ、その成果を報告書にまとめることができる。複数の知識・技術を駆使して“もの”をデザインすることができ、その成果を報告書にまとめることができる。“もの”をデザインすることができ、その成果を報告書にまとめることができる。”もの”をデザインすることができない。あるいは、成果を報告書にまとめることができない。
評価項目4デザインした“もの”について十分に理解し、報告会で分かりやすく説明することができる。デザインした“もの”について報告会で分かりやすく説明することができる。デザインした“もの”について報告会で説明することができる。デザインした“もの”について説明することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
企画書の実施計画に基づき“もの”の開発・製作を行うこと。
担当報告書を作成して進捗状況を自主的・継続的に確認し、遅れや問題が発生した場合にはそれに対する対策等を新たに講じること。
授業の進め方・方法:
実験テーマは、「ビニロン薄膜の表面改質」である。
専門知識・技術に、アイディアと発想を駆使し、チームでコミュニケー ションを取りながら取り組みましょう。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 企画書の実施計画に基づき“もの”の開発・製作 企画書の実施計画に基づき“もの”の開発・製作を行うことができる。月報・担当報告書を作成して進捗状況を自主的・継続的に確認し、遅れや問題が発生した場合にはそれに対する対策等を新たに講ずることができる。
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週 最終報告 最終報告会にて作成した“もの”の発表を行うことができる。
15週 成果報告書作成、まとめ 成果報告書作成を行うことができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

企画書、 月報、担 当報告書取り組み 姿勢成果報告書報告会ポートフォリオその他合計
総合評価割合4020202000100
知識の基本的な理解 【知識・記憶、理解レベル】33350014
思考・推論・創造への 適用力【適用、分析レベル】72750021
汎用的技能 1053100028
態度・志向性(人間力) 105700022
総合的な学習経験と 創造的思考力 105000015