インターンシップ

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 インターンシップ
科目番号 0019 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 学修単位: 3
開設学科 物質工学専攻 対象学年 専1
開設期 通年 週時間数 1.5
教科書/教材
担当教員 仙波 伸也

到達目標

次の3点が到達レベルである。
(1)実務問題を理解し、その問題に対応できる。
(2)就業体験における成果を報告書にまとめることができる。
(3)就業体験の概要を発表できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1実務問題を理解し、実習先の方と協議し、主体的にその問題に対応できる。実務問題を理解し、主体的にその問題に対応できる。実務問題を理解し、その問題に対応できる。実務問題を理解できず、その問題に対応できない。
評価項目2指定された期日までにわかりやすく就業体験における成果を報告書にまとめることができる。指定された期日までに就業体験における成果を報告書にまとめることができる。就業体験における成果を報告書にまとめることができる。就業体験における成果を報告書にまとめることができない。
評価項目3見つけた課題と将来の展望をふまえて、他者から見てわかりやすく就業体験の概要を発表できる。他者から見てわかりやすく就業体験の概要を発表できる。就業体験の概要を発表できる。就業体験の概要を発表できない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE (d)-(4) 説明 閉じる
教育目標 (A)③ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
原則として夏季休業期間中に4週間以上(20日以上)企業等に行き、就業体験をする。学生は各専攻の区分の専門実習を実施する。機械工学では、機械工学に関する実習を実施する。電気電子工学では、電気電子工学に関する実習を実施する。情報工学では、情報工学に関する実習を実施する。応用化学では、応用化学に関する実習を実施する。社会システム工学では、社会システム工学に関する実習を実施する。就業体験を報告書としてまとめ、その内容を発表する。

単位の数え方(20日~68日以上:3~12単位,上限12単位)
20日~22日:3単位,23日~28日:4単位,29日~33日:5単位,34日~39日:6単位,40日~44日:7単位,45日~50日:8単位,51日~56日:9単位,57日~61日:10単位,62日~67日:11単位,68日以上:12単位
授業の進め方・方法:
・実習期間は、1年次または2年次の夏季休業期間を原則とし、4週間以上(20日以上)とする。
・実習テーマおよび実習期間は実習先から提示されたものを基本とし、指導教員と実習先とで協議の上決定する。実習内容は、各専攻の区分の専門実習を実施する。機械工学では、機械工学に関する実習を実施する。電気電子工学では、電気電子工学に関する実習を実施する。情報工学では、情報工学に関する実習を実施する。応用化学では、応用化学に関する実習を実施する。社会システム工学では、社会システム工学に関する実習を実施する。
・事前指導として、社会人として守らなければならない基本的なルールの徹底と心構えについて指導を行う。
・指導教員は、必要に応じ状況の把握と指導を行うものとする。
・実習中に日々の実習内容をインターンシップ実習日誌に記録し、実習先の点検を受けた後、本校へ提出する。
・実習終了時にインターンシップ報告書を作成し、実習先と本校へ提出する。
・実習終了後、インターンシップ報告会において実習内容を発表する。
・実習期間中に知り得た企業秘密等については、絶対他に漏えいしないこと。
・実習は原則として無報酬とする。
・事後指導として、全員の実習終了後報告会を開催し、問題点や改善点があれば問題解決のための方策を講じる。

主なスケジュール

4月
    受け入れ企業等の調査と掲示

5月~6月
    受け入れ企業とテーマや日程の調整
    事前指導

6月~9月
    インターンシップ実施

10月 インターンシップ報告書の提出

11月 インターンシップ報告会
注意点:
インターンシップでは、企業などでの長期にわたる種々の就業体験を通し、実務問題の理解と対応能力を身につけることを目的としている。また、就業体験を通して、仕事の進め方、社会人としての接し方を学び、社会が要求し期待する職業人としての技術者像を確立するよう努めること。

到達目標①:報告書(実技)により評価する。(30%)
到達目標②:報告書(成果)により評価する。(30%)
到達目標③:報告会により評価する。(40%)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 インターンシップの実施、4週間(実日数20日)以上
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

1報告書2報告書3報告会合計
総合評価割合303040100
知識の基本的な理解55414
思考・推論・創造への適用力10101232
汎用的技能10101232
態度・志向性(人間力)551222