外書講読

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 外書講読
科目番号 0009 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 経営情報工学専攻 対象学年 専1
開設期 週時間数 前期:4
教科書/教材 Harukiyo Hasegawa & Carlos Noronha (2014), Asian business and Management, palgrave.
担当教員 挾間 雅義,根岸 可奈子

到達目標

・専門的な文献を英語で読み、要約することができる。
・専門的な用語の英語表現を正確に訳すことができる。
・専門的な文献を英語で読み、内容について議論できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1辞書を用いず、内容を説明できる。辞書を使用し、内容を要約して説明することができる。文献の内容を全く理解できない
評価項目2辞書を用いず、専門的な用語の英語表現を正確に日本語の専門用語に訳すことができる。辞書を用いて専門的な用語の英語表現を正確に日本語の専門用語に訳すことができる辞書を用いても専門的な用語の英語表現を正確に日本語の専門用語に訳すことができる
評価項目3文献内容に関連する事例や理論を用い議論できる。文献内容に関連する事例や理論を調べて引用できる。文献内容に関連する事例や理論が何か理解できない
評価項目4専門的な文献を英語で読み、日本語として適切に訳すことができると同時に内容についての独自の見解を述べることが出来る。専門的な文献を英語で読み、日本語として適切に訳すことができる。基本的な文献を読むことが出来ない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本講義においては、日本のビジネスモデルおよびその背景について英語で理解する。また、それが現在の実態と比較しどのように変化しているのか、他国とどのような点が異なっているのかについて議論する。さらに、ウェブ教材を用い、英文理解の基礎力の底上げをはかる。
授業の進め方・方法:
本科において最低限度の英文法、単語力が身についていることを前提に実施する。輪読形式で行うため、積極的な参加を求める。実施にあたり、単に翻訳するのではなく、何を言おうとしている文章なのかに留意してもらいたく思う。
注意点:
少人数で実施される科目です。輪読では、積極的に意見や質問を出して議論してください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 講義内容紹介 シラバスを通じて学習の意義や授業の進め方、評価方法などを説明できる。
2週 outline, chapter objectives, introduction 本章の概要を説明できる.
3週 The Japanese business system: Rationale, identity ビジネスシステムのバックグラウンドである文化的要素、歴史的背景を説明できる。
4週 The Japanese business system :Authority,the government 同上、政治的背景とビジネスのつながりについて説明できる。
5週 The Japanese business system: financial capital,human capital ビジネスにおける4要素のうち、日本におけるカネとヒトの特徴について説明できる。
6週 The Japanese business system:social capital, ownership 日本企業の所有形態について、説明できる。
7週 定期試験
8週 試験返却 学習の成果を確認し間違っているところがあれば、解説を聞き、修正することができる。
2ndQ
9週 Operations Management:Linear Programming 本科で習得した線形計画法について英語で読み、要点を理解できる
10週 Operations Management:Independent Demand Inventory Systems 本科で習得した在庫管理について英語で読み、要点を理解できる
11週 The Paper of Management Science① 経営工学に関する論文を読み、要約して基本的な内容を理解できる
12週 The Paper of Management Science② 経営工学に関する論文を読み、要約して基本的な内容を理解できる
13週 The Paper of Supply Chain Management① サプライチェーンに関する論文を読み、要約し、基本的な内容を理解できる。
14週 The Paper of Supply Chain Management② サプライチェーンに関する論文を読み、要約して基本的な内容を理解できる。
15週 定期試験
16週 試験返却 試験の解説を行い、間違った箇所が理解できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合6040100
基礎的能力04040
専門的能力40040
分野横断的能力20020