会計監査論

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 会計監査論
科目番号 10002 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 経営情報工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 前期:4
教科書/教材 まなびの入門監査論(第2版)盛田良久 他
担当教員 田川 晋也

到達目標

1.会計監査の制度趣旨について説明できる。
2.会計監査の主要な基本用語について説明できる。
3.会計監査の監査報告書について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1会計監査の制度趣旨について説明できる。会計監査の制度趣旨について概ね説明できる。会計監査の制度趣旨について大抵説明できる。会計監査の制度趣旨についてほぼ説明できない。
評価項目2会計監査の主要な基本用語について概ね説明できる。会計監査の主要な基本用語について概ね説明できる。会計監査の主要な基本用語について大抵説明できる。会計監査の主要な基本用語について説明できない
評価項目3会計監査の監査報告書について説明できる。会計監査の監査報告書について概ね説明できる。会計監査の監査報告書について大抵説明できる。会計監査の監査報告書について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
2学期開講。会計監査は、企業の資金調達と密接な関係がある。企業が公表している財務諸表が信頼できるものであれば、投資家をはじめとする利害関係者は、安心して投資意思決定ができるようになるからである。本講義では、このような会計監査について、制度、手続き、基準について十分な知識の習得を目指す。
授業の進め方・方法:
専門科目に入ると、初めて聞く内容が増えてきて理解するのも大変になります。この講座では、教科書に出てくる難解な内容をできるだけかみくだいて説明したり、身の回りの具体的なものに例えて説明することを心がけて授業を行う予定です。進む進度もすこしゆっくりめに設定しています。
注意点:
講義は、輪読、プレゼンテーション方式で実施する。発表する学生は、毎回、パワーポイントを作成すること。学生は、毎回、授業に出席する際は、その回で学習する分野の事前学習をしておくこと。自分の発表担当以外の個所もしっかりテキストを読み準備をしておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
監査の必要性
シラバスから学習の意義、授業の進め方、評価方法を理解できる。監査の意義、必要性について説明できる。
2週 監査全体の流れ
監査全体の流れを具体的に説明できる。
3週 監査基準 監査基準の必要性について説明できる。
4週 リスク・アプローチ監査
リスク・アプローチ監査の内容を説明できる。
5週 内部統制
内部統制の仕組みについて説明できる。
6週 監査計画 監査計画の必要性について説明できる。
7週 監査の実施 監査手続きについて説明できる。
8週 監査結果の報告 監査報告書を監査対象企業の状態について説明できる。
2ndQ
9週 監査の品質管理 監査の品質管理の必要性と方法について説明できる。
10週 内部統制監査 内部統制監査の意義について説明できる。
11週 公監査 公化会計の必要性の仕組みについて説明できる。
12週 監査の周辺業務 レビュー業務などについて説明できる。
13週 公認会計士 公認会計士の業務について説明できる。
14週 まとめ 日本の会計制度について説明できる。
15週 授業改善アンケートの実施
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合00000100100
知識の基本的な理解00000100100
思考・推論・創造への適用力0000000
汎用的技能0000000
態度・志向性(人間力)0000000
総合的な学習経験と創造的思考力0000000