経営情報特論

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 経営情報特論
科目番号 10007 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 経営情報工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 後期:4
教科書/教材 なし
担当教員 松野 成悟

到達目標

(1)企業間情報ネットワークのしくみと役割について理解できる。
(2)EDIのしくみと企業間情報共有時の諸問題について考察できる。
(3)情報化投資の意義と課題ならびに評価手法について理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1企業間情報ネットワークのしくみと役割について理解できる。 8割以上企業間情報ネットワークのしくみと役割について理解できる。 7割以上企業間情報ネットワークのしくみと役割について理解できる。 6割以上企業間情報ネットワークのしくみと役割について理解できない。 6割未満
評価項目2EDIのしくみと企業間情報共有時の諸問題について考察できる。 8割以上EDIのしくみと企業間情報共有時の諸問題について考察できる。 7割以上EDIのしくみと企業間情報共有時の諸問題について考察できる。 6割以上EDIのしくみと企業間情報共有時の諸問題について考察できない。 6割未満
評価項目3情報化投資の意義と課題ならびに評価手法について理解できる。 8割以上情報化投資の意義と課題ならびに評価手法について理解できる。 7割以上情報化投資の意義と課題ならびに評価手法について理解できる。 6割以上情報化投資の意義と課題ならびに評価手法について理解できない。 6割未満

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第3学期
企業間情報ネットワークのしくみと役割、EDIのしくみと企業間情報共有時の諸問題、情報化投資の意義と課題ならびに評価手法について講義する。
授業の進め方・方法:
教科書は用いず、配付資料にもとづいて授業を進める。
必要に応じて、演習を行なう場合がある。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス ・シラバスを通じて,学習の意義や授業の進め方,評価方法などを理解できる。
2週 経営組織と情報システム① ・経営管理の機能と技術,情報システムとの関係を理解できる。
3週 経営組織と情報システム② ・情報戦略の策定と情報統括役員(CIO)の役割を理解できる。
4週 情報システムの運用と管理① ・各種情報システムの形態と特徴,ならびにクラウドコンピューティングの進展を理解できる。
5週 情報システムの運用と管理② ・情報システムのアウトソーシングの形態と特徴を理解できる。
6週 情報化投資① ・情報化投資の評価手法を理解できる。
7週 情報化投資② ・情報化投資の評価手法を理解できる。
8週 情報化投資③ ・情報化投資の評価手法を理解できる。
4thQ
9週 企業間電子商取引とEDI① ・eコマースの現状と動向について,B2BおよびB2Cの概要を理解できる。
10週 企業間電子商取引とEDI② ・電子データ交換(EDI)のしくみと史的発展過程を理解できる。
11週 企業間電子商取引とEDI③ ・EDIデータの二次利用と決済,ならびに電子商取引に関する法規について理解できる。
12週 オープンネットワークと企業間連携① ・供給連鎖管理(SCM)の概要を理解することができる。
・グリーンSCMの概要を理解することができる。
13週 オープンネットワークと企業間連携② ・製品アーキテクチャとモジュール化の概要を理解できる。
14週 オープンネットワークと企業間連携③ ・企業間における情報共有のモデル化について,トレーサビリティシステムを理解できる。
15週 定期試験
16週 答案返却・解答解説
全体の学習事項のまとめ
授業改善アンケートの実施
・試験問題の解説を通じて,間違った箇所を理解できる。
・全体の学習事項のまとめが理解できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合50000050100
基礎的能力50000050100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000