校内練習船実習

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 校内練習船実習
科目番号 0018 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 大島丸実習ノート/キャリアデザインノート
担当教員 中村 泰裕,浦田 数馬,杉本 昌弘,山口 伸弥

到達目標

1. 船内において,規律を守り安全に行動することができる。
2. 船舶運航全般を体験する。
3. 操舵、チャートワーク、甲板機械操作を体験する。
4. 船舶推進プラントおよび電気系統の概要が理解できる。 
5. 機関室内主要機器の概要が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1船舶運航に対し前向きに学ぼうとしている。船舶運航に興味を持っている。船舶運航に興味がない。
評価項目2安全な船舶運航を理解している。船舶運航を理解している。船舶運航を理解していない。
評価項目3操舵、甲板機械操作等の甲板作業を任せられる。操舵、甲板機械操作等の甲板作業に従事できる。操舵、甲板機械操作等の甲板作業に従事できない。
評価項目4船舶推進プラントおよび電気系統の概要が説明できる。船舶推進プラントおよび電気系統の概要が理解できる。船舶推進プラントおよび電気系統の概要が理解できない。
評価項目5機関室内主要機器の概要が説明できる。機関室内主要機器の概要が理解できる。機関室内主要機器の概要が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

本校 (1)-b 説明 閉じる
商船 (2)-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
船舶運航を体験することにより、船内規律とチームワークの重要性を学ぶ。
授業の進め方・方法:
実習日課は、「実習計画書」に書かれた時間割に従って行う。
実習姿勢、課題、下船試験により評価する。
注意点:
1. 万全の体調で積極的に取組むこと。
2. 号令、アンサーバック、報告ははっきりと明確に行うこと。
3. 「安全第一」に心がけ、士官、部員及び指導教員の指示に従うこと。
4. 事故防止のため、服装、頭髪を整え、指示された保護具を着用すること。
5. 不安に感じたことは、直ぐに質問すること。
6. 乗組員の許可なく、機器の操作を行わないこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 船舶要務 乗船中の一般的注意事項を遵守し、安全運航に携わることができる。
2週 船内規律を守り、円滑な集団生活を送ることができる。
3週 船内職務分掌について理解できる。
4週 船体および機関の設備概要,主要目について理解できる。
5週 航海実務 指示どおり操舵できる。
6週 チャートワークが理解できる。
7週 クロスベアリングによる船位測定の手順が理解できる。
8週 甲板機械の操作を安全に行うことができる。
2ndQ
9週 保安応急 訓練の意義が理解できる。
10週 救命胴衣を正しく着用し、総員退船部署の要領が理解できる。
11週 機関実務 推進プラントの運転準備,終了作業の概要が理解できる。
12週 推進プラント,電気系統の概要が理解できる。
13週 機関室,制御室主要機器の概要が理解できる。
14週 配管諸系統の概略が理解できる。
15週 機関当直 機関区域での安全上の注意事項を遵守できる。
16週 機関要務 基本的な圧力,容量の単位換算ができる。
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

評価割合

試験発表相互評価姿勢ポートフォリオ課題合計
総合評価割合600030010100
基礎的能力0000000
専門的能力600030010100
分野横断的能力0000000