海事実務

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 海事実務
科目番号 0019 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「商船学の数理 基礎と応用」商船高専キャリア教育研究会(海文堂)/商船英語への船出/大島丸実習ノート/キャリアデザインノート/配布資料
担当教員 朴 鍾徳,清水 聖治,中村 泰裕,浦田 数馬,山口 伸弥

到達目標

1. 船舶乗組員として必要な基礎知識・技術を習得し、船内機器の運転や保守管理に活用できる。
2. 各種航海計器および舶用諸機関の基本原理と操作方法を理解し、実験・実習を遂行できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1船舶乗組員として必要な基礎知識・技術を習得し、船内機器の運転や保守管理に活用できる。 船舶乗組員として必要な基礎知識・技術を習得できる。船舶乗組員として必要な基礎知識・技術を習得できない。
評価項目2各種航海計器および舶用諸機関の基本原理と操作方法を理解し、実験・実習を遂行できる。各種航海計器および舶用諸機関の基本原理と操作方法を理解できる。舶用諸機関の基本原理と操作方法を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

本校 (1)-b 説明 閉じる
商船 (2)-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
海事実務は技能および技術を習得するとともに、技術者として望ましい態度や習慣を身に付ける。
船舶運航に必要な工学基礎および基本海事英語を身に着ける。
授業の進め方・方法:
実習及び演習を主体とする。
工学基礎及び海事英語は講義を主体とする。
相互評価に「実技」「取組み」等を含める。
ポートフォリオに「課題」「レポート」等を含む。
注意点:
必要に応じて、大島丸実習ノート、配布資料を持参すること。
工学基礎は「商船学の数理 基礎と応用」および関数電卓を持参すること。
海事英語は 英和辞典 を持参すること。
安全について十分に配慮すること。作業服、安全靴、帽子を着用してくること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 大島丸オリエンテーリング 大島丸船内の配置および主要設備の場所がわかる。
2週 操舵号令 基本的な操舵号令を発することができる。
3週 チャートワーク 井上式三角定規の使用法が理解できる。
4週 気象観測 風向風力の観測ができる。
5週 機関室,機関制御室概要 機関室および機関制御室の役割が理解できる。
6週 機関室機器配置 機関室主要機器の配置および役割が理解できる。
7週 配管系統概要,ポンプ運転 配管系統の構成機器を理解し,ポンプを始動することができる。
8週 レポート作成
2ndQ
9週 工学基礎(1) 関数電卓を使用して,工業数学に関する計算ができる。
10週 工学基礎(2) 関数電卓を使用して,工業数学に関する計算ができる。
11週 工学基礎(3) 関数電卓を使用して,工業数学に関する計算ができる。
12週 海事英語(1) 商船学科における英語学習のロードマップ及び英語学習の必要性について説明できる。
13週 海事英語(2) 英語学習分析による商船英語へのアプローチができる。
14週 海事英語(3) 演習問題及び資料配布による課題作成ができる。
15週 総員退船部署操練 総員退船を想定した立付操練の意義が理解できる。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合007010200100
基礎的能力0000000
専門的能力007010200100
分野横断的能力0000000