校内練習船実習

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 校内練習船実習
科目番号 0023 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 大島丸実習ノート/キャリアデザインノート/配布資料
担当教員 中村 泰裕,浦田 数馬,杉本 昌弘,山口 伸弥

到達目標

1. 操舵、クロスベアリング、甲板機械操作を安全に行う。
2. 気象、海象を理解する。
3. 機関室内各系統の概要を理解する。
4. スクリュープロペラについて理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1操舵、クロスベアリング、甲板機械操作を安全かつ正確に行うことができる。操舵、クロスベアリング、甲板機械操作を安全に行うことができる。甲板機械を安全に操作できない。
評価項目2正しく気象観測を行うことができる。気象観測方法を理解している。気象、海象が理解できない。
評価項目3機関室内各系統の概要を説明できる。機関室内各系統の概要を理解する。機関室内各系統の概要を理解できない。
評価項目4スクリュープロペラについて説明できる。スクリュープロペラについて理解する。スクリュープロペラについて理解できない。

学科の到達目標項目との関係

本校 (1)-b 説明 閉じる
商船 (2)-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
基本的な船舶運航に携わり、安全に運航のノウハウを習得する。
授業の進め方・方法:
実習日課は、「実習計画書」に書かれた時間割に従って行う。
実習姿勢、課題、下船試験により評価する。
前期 1泊2日、後期 1泊2日
注意点:
1. 万全の体調で積極的に取組むこと。
2. 号令、アンサーバック、報告ははっきりと明確に行うこと。
3. 「安全第一」に心がけ、士官、部員及び指導教員の指示に従うこと。
4. 事故防止のため、服装、頭髪を整え、指示された保護具を正しく着用すること。
5. 不安に感じたことは早めに質問すること。
6. 乗組員の許可なく、スイッチ、バルブ、開口部などの操作を行わないこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 船舶要務 乗船中の一般的注意事項を遵守し、安全運航に携わることができる。
2週 船内規律を守り、円滑な集団生活を送ることができる。
3週 航海実務 甲板機械を安全に操作できる。
4週 ロープワークを正確に行うことができる。
5週 船橋当直 操舵を正確に行うことができる。
6週 決められた時間内にクロスベアリングを行い、正確にポジションを把握できる。
7週 気象観測を正確に行うことができる。
8週
2ndQ
9週 機関実務 CPPのピッチ角とプロペラピッチについて理解する。
10週 毎分回転数、プロペラスピード、プロペラスリップの計算ができる。
11週 機関当直 機関室内各系統の概要について理解する。
12週 機器点検ができる。
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

評価割合

試験発表相互評価姿勢ポートフォリオ課題合計
総合評価割合600030010100
基礎的能力0000000
専門的能力600030010100
分野横断的能力0000000