コンピュータを取り扱う上での基礎知識と技術 (データ・AI技術含) を習得し,インターネット・電子メール等の利用時のルール等を学び,これらの知識を専門分野の中で使いこなすレベルを目標とする。プレゼンテーションソフトとして汎用されているパワーポイントを学ぶ。表計算及び図作成ツールとして汎用されているエクセルを学ぶ。また,多数のデータ処理に際してプログラミングを応用することで,簡単なプログラミングの手法を体得する。学習到達目標は以下の通りである。
(1)各種報告書作成,データ処理,AI活用に必要となるリテラシーソフトなどを,基本的な性能を活かして使用できる。
(2)インターネットの仕組みを理解し,信頼できる情報(文献・資料・画像など)の入手ができ,そして入手したこれらの情報を正しく引用するなど,実践的に使用できる。
(3)エクセルで関数,表,グラフを使いこなすことができる。
(4)エクセルで,簡単なプログラムを用いて多量のデータを抽出し処理ができる。
(5)自ら作成した資料を,プレゼンテーション形式で他人に説明することができる。
概要:
コンピュータを取り扱う上での基礎知識と技術 (データ・AI技術含) を習得し,インターネット・電子メール等の利用時のルール等を学び,これらの知識を専門分野の中で使いこなすレベルを目標とする。プレゼンテーションソフトとして汎用されているパワーポイントを学ぶ。表計算及び図作成ツールとして汎用されているエクセルを学ぶ。また,多数のデータ処理に際してプログラミングを応用することで,簡単なプログラミングの手法を体得する。学んだ後実際に演習を行うことで実践的な能力を身に付ける。
授業の進め方・方法:
座学におけるデータ・AI技術の講義。
ソフトの機能や操作方法を教授し,実際にソフトの操作演習を行う。
注意点:
・初回,授業の進め方,オフィスアワー等のガイダンスを行う。
・演習室において,必要な知識についてPCを利用した座学を行う。
・演習課題の評価は,文書作成・表作成・発表資料などの完遂度合をもって行う。
・原則,操作方法等について周囲の学生との相談を認めない。教科書を参考に事前に予習すること。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業概要/コンピュータの基本操作について学ぶ。 ビックデータやAIなどの基本的用語と活用事例を学ぶ。 |
コンピューターの起動とシャットダウンができる。 ネチケットを理解し遵守できる。電子メールの送受信ができる。 AIなどの活用事例を説明できる。
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2週 |
情報セキュリティの基礎および最近の事例について学ぶ。 データの種類などについて学ぶ。 |
情報セキュリティ,個人情報保護の考え方を理解できる。 データの種類などについて説明できる。
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3週 |
コンピュータの基礎および最近の利用状況について学ぶ。 AIと認識技術や自動化技術の複合活用事例を学ぶ。
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現在一般的に利用されているコンピュータについて説明できる。 AIと認識技術や自動化技術の複合活用事例を説明できる。
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4週 |
船内のコンピュータについて学ぶ。 |
現在,船内でどのようにコンピュータが使われているか理解する。
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5週 |
エクセルの基本操作について学ぶ。 |
エクセルのメニューバーにある機能を理解する。
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6週 |
エクセルによる計算について学ぶ。 |
エクセルで角度の計算ができる。
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7週 |
エクセルによる航海計画の作成。 |
エクセルで航海計画が作成できる。
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8週 |
中間試験 |
試験を通じて理解不足の箇所を認識し,今後の学習に活用できる。
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2ndQ |
9週 |
データの可視化やデータ解析の基礎を学ぶ。 |
データの可視化やデータ解析の基礎について説明できる。
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10週 |
データの可視化やデータ解析の実践方法を学ぶ。 |
データの可視化やデータ解析を実践できる。
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11週 |
エクセルを用いた自動航海計画作成プログラミング1。 |
エクセルで簡単なプログラムを組めるようになる。
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12週 |
エクセルを用いた自動航海計画作成プログラミング2。 |
エクセルで簡単なプログラムを組めるようになる。
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13週 |
エクセルを用いた自動航海計画作成プログラミング3。 |
エクセルで簡単なプログラムを組めるようになる。
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14週 |
作成した航海計画の発表1. |
情報を適切に発信することができる。
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15週 |
作成した航海計画の発表2. |
情報を適切に発信することができる。
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16週 |
総括 |
試験を通じて理解不足の箇所を認識し,今後の学習に活用できる。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。 | 3 | 前1 |
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。 | 3 | 前1,前7 |
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 3 | 前2,前7 |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 3 | 前13 |
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。 | 3 | 前15 |
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 3 | 前7 |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 3 | 前13 |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 3 | 前13 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 商船系分野(航海) | 情報処理 | 表計算ソフトウェアの基本的な使い方を説明できる。 | 4 | 前5 |
表計算ソフトウェアにより、基本的なグラフが作成できる。 | 4 | 前5 |
プレゼンテーションソフトウェアの基本的な使い方を説明できる。 | 4 | 前5,前13 |
コンピュータを構成するハードウェア・ソフトウェアについて説明できる。 | 4 | 前1 |
プログラム言語の利用法について説明できる。 | 4 | 前13 |
いろいろなコンピュータの利用について説明できる。 | 4 | 前1 |
通信の原理について説明できる。 | 4 | 前1,前2 |
インターネットを用いた情報の検索ができる。 | 4 | 前2,前3 |
プレゼンテーションソフトを利用し、プレゼンテーションの資料を作成できる。 | 4 | 前13 |
コンピュータを用いたデータ処理方法について説明でき、簡単なデータ処理ができる。 | 4 | 前7 |
商船系分野(機関) | 情報処理 | 表計算ソフトウェアの基本的な使い方を説明できる。 | 4 | 前5 |
表計算ソフトウェアにより、基本的なグラフが作成できる。 | 4 | 前5 |
プレゼンテーションソフトウェアの基本的な使い方を説明できる。 | 4 | 前5 |
コンピュータを構成するハードウェア・ソフトウェアについて説明できる。 | 4 | 前1 |
プログラム言語の利用法について説明できる。 | 4 | 前13 |
いろいろなコンピュータの利用について説明できる。 | 4 | 前1 |
通信の原理について説明できる。 | 4 | 前1,前2 |
インターネットを用いた情報の検索ができる。 | 4 | 前2,前3 |
プレゼンテーションソフトを利用し、プレゼンテーションの資料を作成できる。 | 4 | 前15 |
コンピュータを用いたデータ処理方法について説明でき、簡単なデータ処理ができる。 | 4 | 前7 |