航海英語

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 航海英語
科目番号 0044 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『マリタイムカレッジシリーズ Navigating English』・『はじめての船上英会話』・『IMO標準海事通信用語集準拠 海事基礎英語』(プリント配布)
担当教員 石田 依子

到達目標

(1)海事通信用語を他者に伝える。また、他者からの情報・要求・質問理解することができる。
(2)船上コミュニケーションにつて発令・復唱・報告等のを英語を用いて行うことができる。
(3)航海日誌に定例記事・出入港記事・航行記事を記入することができ、航海日誌に記入されている英文を理解することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1海事通信用語を正確に用いてコミュニケーションがとれる。海事通信用語を用いて最低限のコミュニケーションがとれる。海事通信用語を用いてコミュニケーションがとれない。
評価項目2船上で英語を用いて発令・報告が正確にできる。船上で英語を用いて最低限の発令・報告ができる。船上で英語を用いて発令・報告ができない。
評価項目3船舶の安全及び運航に関する情報,通信等についての英文を自在に読みこなすことができる。船舶の安全及び運航に関する情報,通信等についての英文をを使いながら読みこなすことができる。船舶の安全及び運航に関する情報,通信等についての英文を辞書を使用しても読みこなすことが困難である。
評価項目4水路図誌及び気象情報についての英文を自在に読みこなすことができる。水路図誌及び気象情報についての英文を辞書を使いながら読みこなすことができる。水路図誌及び気象情報についての英文を辞書を使用しても読みこなすことが困難である。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
航海英語講習(海技免許講習)として開講する。
STCW条約で習得が義務付けられている「標準海事通信用語集Standard Maritime Communication Phrase(SMCP)」を習熟する。
授業の進め方・方法:
「はじめての船上英会話」:船舶運航時の各状況における英語コミュケーションを教科書を利用し学習する。
「Navigating English」:船舶の安全運航、気象情報等についての英文解釈を学習する。
「標準海事通信用語集(SMCP)」:SMCPを用いた業務に必要な知識と技能を習得する。
注意点:
・船舶に航海士として乗り組んだ場合に直ぐに利用する船内英会話・航海日誌の記入要領について学習するので、各自が十分に理解しておくことが重要である。
・Web classを利用してレポート提出や小テストの受験が求められることもある。また、授業で学習した内容理解の確認として、紙媒体でレポートを提出させることもある。
・授業には必ず英和辞書を持参すること。
・三級海技士(航海)の航海英語講習であるので、欠席のないように心がけること。
・やむを得ない理由で欠席する場合は必ず申し出て、担当教員の指示を受けること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業の目標と進め方についての説明を理解し、各学生が自己の到達目標を設定する。
2週 ・「Navigating English」:Story 1(Types of Ship We Operate)
・「はじめての船上英会話」:Unit 1 (Formation)
・基本的な海事英語の単語を理解し、会話で使うことができる。
・英語で整列の号令を理解できる。
3週 ・「Navigating English」: Story 2 (A List of Things to Pack)
・「はじめての船上英会話」:Unit 2 (PA announcement)
・乗船時のコミュニケーションを英語で行うことができる。
・英語でマイク放送を理解できる。
4週 ・「Navigating English」: Story 3 (Daily Responsibilities and Tasks)
・「はじめての船上英会話」:Unit 3 (Station)
・航海士の仕事を英語で表現することができる。
・英語で部署配置を理解できる。
5週 ・「Navigating English」: Story 4 (You Must Be...)
・「はじめての船上英会話」:Unit 4 (Station for leaving port)
・船舶代理店でのコミュニケーションを英語で行うことができる。
・英語で出港作業ができる。
6週 ・「Navigating English」: Story 5 (Unmanned Engine Room)
・「はじめての船上英会話」:Unit 5 (Station for entering port)
・英語で機関士とコミュニケーションをとることができる。
・英語で入港作業ができる。
7週 ・「Navigating English」: Story 6 (Establishing a Good Relationship)
・「はじめての船上英会話」:Unit 6 (Station for leaving anchorage)
・英語で外航船上で基本的なコミュケーションをとることができる。
・英語で抜錨作業ができる。
8週 前期中間試験 前期中間試験
2ndQ
9週 ・「Navigating English」: Story 7 (Check the Strainer)
・「はじめての船上英会話」:Unit 7 (Station for anchoring)
・英語で機関士とコミュニケーションをとることができる。
・英語で抜錨作業ができる。
10週 ・「Navigating English」: Story 8 (Whenever We Have Newcomers)
・「はじめての船上英会話」:Unit 8 (Machinery operation)
・救命・消火設備の管理や整備等、有事におけるコミュニケーションを英語でとることができる。
・英語で機器等の運転ができる。

11週 ・「Navigating English」: Story 9 (This Is My First Watchstanding)
・「はじめての船上英会話」:Unit 9 (Wheel order)
・当直時のコミュニケーションを英語でとることができる。
・英語で操舵号令ができる。

12週 ・「Navigating English」: Story 10 (Charted Course Is 055 Degree)
・「はじめての船上英会話」:Unit 10 (Own ship's navigational condition)
・当直時のコミュニケーションを英語でとることができる。
・英語で自船の航海状況を説明できる。

   
13週 ・「Navigating English」: Story 11 (What Are You Going to Serve?)
・「はじめての船上英会話」:Unit 11 (Traffic condition)
・船上の生活について、英語でコミュニケーションをとることができる。
・英語で周囲の船舶の状況を説明できる。
14週 ・「Navigating English」: Story 12 (I Wish I Could Be Home...)
・「はじめての船上英会話」:Unit 12 (Weather)
・船上の生活について、英語でコミュニケーションをとることができる。
・英語で気象の状況を説明できる。
15週 ・「Navigating English」: Story 13 (Ling Time No See!)
・「はじめての船上英会話」:Unit 13 (Course alterration)
・港湾通信士と英語でコミュニケーションをとることができる。
・英語で変針ができる。
16週 前期期末試験 前期期末試験
後期
3rdQ
1週 ・「Navigating English」: Story 14 (A Logbook Serves as an Important Record)
・「はじめての船上英会話」:Unit 14 (Handing over watch duties)
・ログブックを英語で記入することができる。
・英語で当直交替ができる。
2週 ・「Navigating English」: Story 15 (Sending a Mayday Signal)
・「はじめての船上英会話」:Unit 15 (Briefing on watch handover)
・遭難信号を英語で出すことができる。
・英語で当直引継ぎができる。
3週 ・「Navigating English」: Story 16 (We Are Ready for Unmanned Operation) ・機関類の点検や整備を英語で行うことができる。
4週 ・「Navigating English」: Story 17 (Welcome Aboard) ・入出港時の作業を英語で行うことができる。

5週 ・「Navigating English」: Story 18 (I Have Enclosed Our Damage List) ・船舶の証明書類を理解し、書類を英語で作成することができる。

6週 ・「Navigating English」: Story 19 (How Do You Read Me? ・外航船とのVHF通信を英語で行うことができる。

7週 ・「Navigating English」: Story 20 (Let's Toast!) ・航海士としての日常的な会話を英語でできる。
8週 後期中間試験 後期中間試験
4thQ
9週 ・IMO標準海事通信用語集準拠 海事基礎英語:Lesson 1(総説) SMCPの基礎的ルール等について説明できる。

10週 ・IMO標準海事通信用語集準拠 海事基礎英語:Lesson 1(総説) SMCPの基礎的ルール等について説明できる。
11週 ・IMO標準海事通信用語集準拠 海事基礎英語:Lesson 2(船の情報の通報) SMCPを用いて、船内・船外との意思疎通ができる。
12週 ・IMO標準海事通信用語集準拠 海事基礎英語:Lesson 3(操舵号令・機関号令および当直の引継ぎ) SMCPを用いて、船内・船外との意思疎通ができる。
13週 ・IMO標準海事通信用語集準拠 海事基礎英語:Lesson 4(投錨・抜錨・錨泊) SMCPを用いて、船内・船外との意思疎通ができる。
14週 ・IMO標準海事通信用語集準拠 海事基礎英語:Lesson 5(出入港) SMCPを用いて、船内・船外との意思疎通ができる。
15週 ・IMO標準海事通信用語集準拠 海事基礎英語:Lesson 6(水先) SMCPを用いて、船内・船外との意思疎通ができる。
16週 学年末試験 学年末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15

評価割合

定期試験提出物小テスト合計
総合評価割合6020200100
専門的能力6020200100