校内練習船実習

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 校内練習船実習
科目番号 0045 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 大島丸実習ノート/キャリアデザインノート/配布資料
担当教員 中村 泰裕,浦田 数馬,杉本 昌弘,山口 伸弥

到達目標

1. 商船士官としての自覚をもつ。
2. 他の船舶との見合い関係を把握し、衝突の恐れを判断する。
3. 航法を遵守した操船が実施できる。
4. 船位測定、気象観測、操舵、離接岸作業を安全に行う。
5. 各種操練の意義を理解し、各部署配置における機敏な活動を行うことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1他の船舶との見合い関係を確認し、衝突の恐れを適切に判断できる。他の船舶との見合い関係を把握し、衝突の恐れを判断できる。他の船舶との見合い関係を理解できない。
評価項目2航法を遵守した、操船を実施できる。航法を理解している。航法を理解していない。
評価項目3指揮者として正確に指示できる。指揮者として指示ができる。指揮者としての自覚がない。
評価項目4各部署配置で指揮者となることができる。各部署配置での役割を理解している。操練の意義が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

本校 (1)-b 説明 閉じる
商船 (2)-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
現場責任者として商船士官が行わなければならない、リーダーシップを学ぶ。
授業の進め方・方法:
実習日課は、「実習計画書」に書かれた時間割に従って行う。
実習姿勢、下船試験により評価する。
注意点:
1. 万全の体調で積極的に取組むこと。
2. 号令、アンサーバック、報告ははっきりと明確に行うこと。
3. 「安全第一」に心がけ、士官、部員及び指導教員の指示に従うこと。
4. 事故防止のため、服装、頭髪を整え、指示された保護具を正しく着用すること。
5. 不安に感じたことは早めに質問すること。
6. 乗組員の許可なく、スイッチ、バルブ、開口部などの操作を行わないこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 船舶要務 乗船中の一般的注意事項を遵守し、安全運航に携わることができる。
2週 船内規律を守り、円滑な集団生活を送ることができる。
3週 航海実務 ロープワークを安全かつ迅速に実施できる。
4週 離接岸作業に於いて、安全に指示を出すことができる。
5週 図面の意味と読み取り方を理解することができる。
6週 船橋当直 各種航海計器を適切に使用することができる。
7週 適切かつ正確な見張りを行うことができる。
8週 航法を遵守した安全な操船を行うことができる。
2ndQ
9週 狭水道航行を体験し、その要領を理解することができる。
10週 保安応急 防火部署操練の要領を理解することができる。
11週 泡消火器消火剤の交換を行うことができる。
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

評価割合

試験発表相互評価姿勢ポートフォリオ課題合計
総合評価割合50005000100
基礎的能力0000000
専門的能力50005000100
分野横断的能力0000000