到達目標
(1)有機化合物の性質と利用について理解する。
(2)高分子化合物の性質と利用について理解する。
(3)環境問題について理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 有機化合物の性質と利用について基礎が説明できる。 | 有機化合物の性質と利用について応用が説明できる。 | 有機化合物の性質と利用について基礎が説明できない。 |
評価項目2 | 高分子化合物の性質と利用について基礎が説明できる。 | 高分子化合物の性質と利用について応用が説明できる。 | 高分子化合物の性質と利用について基礎が説明できない。 |
評価項目3 | 環境問題について基礎が説明できる。 | 環境問題について応用が説明できる。 | 環境問題について基礎が説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
本校 (1)-a
説明
閉じる
商船 (2)-c
説明
閉じる
教育方法等
概要:
有機化合物の性質と利用、高分子化合物の性質と利用、環境問題について学習する。
授業の進め方・方法:
講義形式で行うが、毎週、自学自主課題を与えることにより、学習の理解を深めていく。
注意点:
(1)化学工業や環境問題の新聞記事に触れ、社会に対する化学の役割を日頃から学習しておくこと。
(2)レポートは締め切り日を守り、必ず提出すること。
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
有機化合物の特徴や構造 |
有機化合物の特徴や構造を理解し、また官能基について理解する。
|
2週 |
分子構造の決定、炭化水素の反応 |
有機化合物の成分元素の検出法や組成式、分子式の決定法について理解する。また炭化水素(アルカン、アルケン、アルキン)の構造や反応について理解する。
|
3週 |
アルコール、カルボニル化合物 |
アルコール、カルボニル化合物の性質や特徴について理解する。
|
4週 |
カルボン酸、エーテル |
カルボン酸、エーテルの性質や特徴について理解する。
|
5週 |
芳香族化合物、フェノール、芳香族カルボン酸 |
ベンゼンの構造について理解し、その他の芳香族炭化水素の種類や反応について理解する。またフェノール類や芳香族カルボン酸の性質や特徴について理解する。
|
6週 |
油脂、セッケン、合成洗剤 |
油脂やセッケン、合成洗剤の性質や特徴について理解する。また油脂のケン化価やヨウ素価を理解し、計算問題ができるようにする。
|
7週 |
染料 |
アニリンやアゾ化合物の性質や特徴について理解する。
|
8週 |
糖類、タンパク質 |
糖類(単糖類、二糖類、多糖類)の性質や特徴について理解し、またアミノ酸やタンパク質の性質や特徴について理解する。
|
4thQ |
9週 |
合成高分子の合成法 |
合成高分子の構造や性質、合成法について理解する。
|
10週 |
プラスチック、合成繊維、ゴム |
プラスチック、合成繊維、ゴムの性質や特徴について理解する。
|
11週 |
核酸、機能性高分子 |
核酸の性質や特徴について理解する。また機能性高分子(超吸水性ポリマー等)の性質や特徴について理解する。
|
12週 |
結合概論 |
異性体(構造異性体、立体異性体)、混成軌道、共鳴構造について理解する。
|
13週 |
有害物質、地球温暖化、オゾン層破壊 |
有害物質、地球温暖化、オゾン層破壊の問題点、原因と対策について理解する。
|
14週 |
廃棄物、リサイクル、環境保全 |
廃棄物、リサイクル、環境保全の問題点、原因と対策について理解する。
|
15週 |
バイオマス |
バイオマス(バイオエタノール、バイオディーゼル燃料等)の問題点、原因と対策について理解する。
|
16週 |
学年末試験 |
|
評価割合
| 試験 | レポート | 発表 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 25 | 5 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 25 | 5 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |