実験実習

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 実験実習
科目番号 0047 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 実験実習指導書/大島丸実習ノート/キャリアデザインノート/配布資料
担当教員 千葉 元,久保田 崇,木村 安宏,前畑 航平,森脇 千春,村田 光明,岩崎 寛希,中村 泰裕,浦田 数馬

到達目標

1. 航海士として必要な基礎知識・技術を習得し、船内機器の運転や保守管理に活用できる。
2. 各種航海計器の基本原理と操作方法を理解し、実験・実習を遂行できる。
3. 実験・実習内容を理解し、レポートにまとめることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1航海士として必要な基礎知識・技術を習得し、船内機器の運転や保守管理に活用できる。航海士として必要な基礎知識・技術を習得できる。航海士として必要な基礎知識・技術を習得できない。
評価項目2各種航海計器の基本原理と操作方法を理解し、実験・実習を遂行できる。 各種航海計器の基本原理と操作方法を理解できる。 各種航海計器の基本原理と操作方法を理解できない。
評価項目3海事実務の内容を理解し、レポートにまとめ、説明できる。海事実務の内容を理解し、レポートにまとめることができる。海事実務の内容を理解し、レポートにまとめることができない。

学科の到達目標項目との関係

本校 (1)-b 説明 閉じる
本校 (1)-c 説明 閉じる
商船 (2)-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
実験・実習は技能および技術を習得するとともに、技術者として望ましい態度や習慣を身に付ける。
工学実験では、実験装置の原理と操作方法を理解し、実験の過程および結果を説明できる能力を養う。
授業の進め方・方法:
実験及び実習を主体とする
実験実習を通して教室での講義の内容を確実に理解する。
併せて機器の取り扱い、データのまとめ方、報告書の書き方を習得する。
相互評価に「実技」等を含める。
ポートフォリオに「課題」「レポート」等を含む。
注意点:
危険を伴う実験もあるので諸注意をよく聞いて取り組むこと。
必要に応じて、実験実習指導書、大島丸実習ノート、配布資料、関数電卓を持参すること。
安全について十分に配慮すること。作業服、安全靴、帽子を着用してくること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 船位(大島丸) コンパス方位(目視)による船位測定ができる
2週 レーダー(大島丸) レーダー方位・レーダー距離による船位測定ができる
3週 投錨(大島丸) 揚錨機(ウインドラス)の操作ができる。揚投錨号令を発することができる。
4週 自差(大島丸) 磁気コンパスの自差の算出ができる。自差曲線図を作成することができる。
5週 救助(大島丸) 落水者・遭難者の捜索法を理解する。救助物件に接近する操船ができる。
6週 ECDISⅠ(1) 電子海図情報表示装置ECDISの操作ができる。
7週 ECDISⅠ(2) 電子海図情報表示装置ECDISの操作ができる。
8週 レポート作成
2ndQ
9週 ECDISⅠ(3) 電子海図情報表示装置ECDISの操作ができる。
10週 ECDISⅡ(1) ECDISの基礎・概念および操作法を身につけることが出来る。
11週 ECDISⅡ(2) ECDISの基礎・概念および操作法を身につけることが出来る。
12週 ECDISⅡ(3) ECDISの基礎・概念および操作法を身につけることが出来る。
13週 ECDISⅢ(1) ECDISを利用した当直方法を理解し、実践することができる。
14週 ECDISⅢ(2) ECDISを利用した当直方法を理解し、実践することができる。
15週 ECDISⅢ(3) ECDISを利用した当直方法を理解し、実践することができる。
16週
後期
3rdQ
1週 航法演算(1) 航法計算の基礎を理解する。
2週 航法演算(2) 航法計算の基礎を理解する。
3週 航法演算(3) 航法計算の基礎を理解する。
4週 操船シミュレーション(1) シミュレーターにより大型船の操縦性能を理解し、船舶運航を主体的に行うことができる。
5週 操船シミュレーション(2) シミュレーターにより大型船の操縦性能を理解し、船舶運航を主体的に行うことができる。
6週 操船シミュレーション(3) シミュレーターにより大型船の操縦性能を理解し、船舶運航を主体的に行うことができる。
7週 小型船操縦 小型実習艇の操縦ができる。
8週 レポート作成
4thQ
9週 海洋気象学(1) 気象通報(ラジオ放送)を聴いて、日本と日本周辺の天気図作成ができる。
10週 海洋気象学(2) 作成した天気図を用いて気象状況を確認、今後の天気予想ができる。
11週 航海学講習(1) 航海系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
12週 航海学講習(2) 航海系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
13週 航海学講習(3) 航海系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
14週 航海学講習(4) 航海系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
15週 航海学講習(5) 航海系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合003020500100
基礎的能力0000000
専門的能力003020500100
分野横断的能力0000000