情報処理

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 情報処理
科目番号 0049 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 [教科書] 「情報リテラシーOffice2016」,杉本くみ子ほか,実教出版 / [教材] 配布プリント(自作) 
担当教員 岩崎 寛希,木村 安宏,跡部 幸

到達目標

 コンピュータを取り扱う上での基礎知識と技術を習得し,インターネット・電子メール等の利用時のルール等を学び,これらの知識を専門分野の中で使いこなすレベルを目標とする。具体的な学習到達目標は以下の通りである。
(1)各種報告書作成,データ処理に必要となるリテラシーソフトなどを,基本的な性能を活かして使用できる。
(2)インターネットの仕組みを理解し,信頼できる情報(文献・資料・画像など)の入手ができ,そして入手したこれらの情報を正しく引用するなど,実践的に使用できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各種報告書作成,データ処理に必要となるリテラシーソフトなどを,基本的な性能を十分に活かして使用できる。各種報告書作成,データ処理に必要となるリテラシーソフトなどを,基本的な性能を活かしておおむね使用できる。各種報告書作成,データ処理に必要となるリテラシーソフトなどを,基本的な性能を活かして使用することができない。
評価項目2インターネットの仕組みを理解し,信頼できる情報(文献・資料・画像など)の入手ができ,そして入手したこれらの情報を正しく引用するなど,十分実践的に使用できる。インターネットの仕組みを理解し,信頼できる情報(文献・資料・画像など)の入手ができ,そして入手したこれらの情報を正しく引用するなど,おおむね実践的に使用できる。インターネットの仕組みを理解し,信頼できる情報(文献・資料・画像など)の入手ができない。また入手したこれらの情報を正しく引用するなど,実践的に使用することができない。

学科の到達目標項目との関係

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商船 (2)-c 説明 閉じる

教育方法等

概要:
コンピュータを取り扱う上での基礎知識と技術を習得し,インターネット・電子メール等の利用時のルール等を学び,これらの知識を専門分野の中で使いこなすレベルを目標とする。
授業の進め方・方法:
ソフトの機能や操作方法を教授し,実際にソフトの操作演習を行う。
注意点:
・初回,授業の進め方,オフィスアワー等のガイダンスを行う。
・演習課題の評価は,講義時間内にどこまで正確にできたか(文書作成の完遂度合)をもって行う。
・原則,操作方法等について周囲の学生との相談を認めない。教科書を参考に事前に予習すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業概要/コンピュータの基本操作 コンピューターの起動とシャットダウンができる。
ネチケットを理解し遵守できる。電子メールの送受信ができる。
2週 インターネットの仕組み 情報セキュリティ,個人情報保護の考え方を理解できる。
3週 Wordの基本操作
Wordの起動/画面の基本操作
Wordの起動及び基本操作ができる。
(スクロールバー・ステータスバー・表示モード等の操作ができる。)
4週 新規文書の作成
文書作成の流れ
文書作成の流れを理解し,
雛形の活用,ページレイアウト等の設定ができる。
5週 新規文書の作成
文書の保存と発行
文字・記号等の入力ができる。
保存形式(互換性化,PDF化)を理解し,保存ができる。
6週 文書の編集
文書編集の流れ
文書編集の流れを理解し,リボン(ツールバー)の操作ができる。
7週 文書の編集
文字・段落の書式設定
「フォント」や「段落」グループのボタンの操作ができる。
8週 中間試験 試験を通じて理解不足の箇所を認識し,今後の学習に活用できる。
4thQ
9週 Wordによる表の作成と編集
表の概念と構成要素
表の概念と構成要素を理解し,表の挿入(作成),文字入力ができる。
10週 Wordによる表の作成と編集
表の編集
表の編集作業(文字配列や罫線の調整等)ができる。
11週 グラフィックスの利用
利用効果
グラフィックスの利用効果を理解し,「描画ツール」等が操作できる。
12週 文書の印刷
印刷作業の流れ
印刷作業の流れを理解し,プリントアウトができる。
13週 情報検索とプレゼンテーション
インターネット情報
情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を理解し活用できる。
14週 情報検索とプレゼンテーション
情報の伝え方
情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を理解し活用できる。
15週 これまでのまとめ 9~14週の内容を理解している
16週 総括 試験を通じて理解不足の箇所を認識し,今後の学習に活用できる。

評価割合

定期試験発表演習課題・実技授業への取り組み方ポートフォリオその他合計
総合評価割合600202000100
基礎的能力0000000
専門的能力600202000100
分野横断的能力0000000