電気電子工学Ⅱ

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 電気電子工学Ⅱ
科目番号 0050 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 電気・電子概論(実教出版),船の電機システム(海文堂)
担当教員 小林 孝一朗

到達目標

(1) 直流・交流回路の基本的性質,各素子の働きについて理解できる。
(2) 電気,磁気の基本的性質および電気機器への応用について理解できる。
(3) 各論理回路,自動制御の概要,船用機器自動化への応用について理解できる。
(4) 各半導体素子を用いた電子回路について理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1直流・交流回路の基本的性質,各素子の働きについて理解できる。直流・交流回路の基本的性質,各素子の働きについてほぼ理解できる。直流・交流回路の基本的性質,各素子の働きについて理解できない。
評価項目2電気,磁気の基本的性質および船内電気機器への応用について理解できる。電気,磁気の基本的性質および船内電気機器への応用についてほぼ理解できる。電気,磁気の基本的性質および船内電気機器への応用について理解できない。
評価項目3各論理回路,自動制御の概要,船用機器自動化への応用について理解できる。各論理回路,自動制御の概要,船用機器自動化への応用についてほぼ理解できる。各論理回路,自動制御の概要,船用機器自動化への応用について理解できない。
評価項目4各半導体素子を用いた電子回路について理解できる。各半導体素子を用いた電子回路についてほぼ理解できる。各半導体素子を用いた電子回路について理解できない。

学科の到達目標項目との関係

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商船 (2)-c 説明 閉じる

教育方法等

概要:
直流・交流電気回路,船内電気機器および電子回路の基本について学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義および問題演習を行う。
注意点:
教科書,配布資料,関数電卓持参

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 直流回路 直流電気回路の基本的性質について理解できる。
2週 直流回路 直流電気回路の基本的性質について理解できる。
3週 直流回路 直流回路に関する各法則について理解できる。
4週 直流回路 直流回路における各素子の働きについて理解できる。
5週 電気と磁気 電気,磁気に関する各法則について理解できる。
6週 電気と磁気 電気,磁気に関する各法則について理解できる。
7週 電気と磁気 電気機器における電気,磁気の利用について理解できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 電気と磁気 電気機器における電気,磁気の利用について理解できる。
10週 交流回路 交流電気回路の基本的性質について理解できる。
11週 交流回路 交流電気回路の基本的性質について理解できる。
12週 交流回路 交流回路における各素子の働きについて理解できる。
13週 交流回路 交流回路における各素子の働きについて理解できる。
14週 交流回路 交流回路の電力について理解できる。
15週 交流回路 三相交流の概要について理解できる。
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週 直流,交流回路 直流,交流回路に関する基本事項について理解できる。
2週 船内電気機器 交流発電機の原理が理解できる。
3週 船内電気機器 誘導電動機の原理が理解できる。
4週 船内電気機器 蓄電池の構造,原理について理解できる。
5週 船内電気機器 蓄電池の取扱い,保守について理解できる。
6週 制御回路 論理回路の概要について理解できる。
7週 制御回路 シーケンス制御の概要について理解できる。
8週 中間試験
4thQ
9週 制御回路 シーケンス制御各機器の作動について理解できる。
10週 制御回路 シーケンス制御の船用機器自動化への応用について理解できる。
11週 制御回路 フィードバック制御の概要および船用機器自動化への応用について理解できる。
12週 電子回路 半導体の概要について理解できる。
13週 電子回路 ダイオードの構造,作動について理解できる。
14週 電子回路 トランジスタの構造,作動について理解できる。
15週 電子回路 半導体素子を用いた基本的電子回路の作動について理解できる。
16週 学年末試験

評価割合

試験課題授業態度合計
総合評価割合702010100
基礎的能力001010
専門的能力7020090
分野横断的能力0000