機関英語

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 機関英語
科目番号 0054 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 はじめての船上英会話(前期使用)、Let's enjoy Maritime English(後期使用)
担当教員 朴 鍾徳,山口 伸弥

到達目標

1.海事英語の語彙が理解できて、IMO SMCPを用いて海事英語の表現方法が分かる。
2.海事英語の聞き取りと発音能力を高めることができる。
3.海事英語の読み・書き及び読み取り・書き取りができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1海事英語の語彙がほとんど理解できて、IMO SMCPを用いて海事英語の表現方法が分かる。海事英語の語彙がある程度理解できて、IMO SMCPを用いて基本的な海事英語の表現方法が分かる。海事英語の語彙力が足りなく、IMO SMCPを使った海事英語の表現ができない。
評価項目2海事英語の聞き取りと発音ができる。海事英語の聞き取りと発音がある程度できる。海事英語の聞き取りと発音ができない。
評価項目3海事英語の読み・書き及び読み取り・書き取りができる。海事英語の読み・書き及び読み取り・書き取りがある程度できる。海事英語の読み・書き及び読み取り・書き取りができない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
グローバル化に伴いフィリピン人、インド人、インドネシア人、クロアチア人等の外国人船員が日本の外航船社の船員の大多数を占めるようになった。外航船員には高いコミニュケーション能力が必要とされ、英語を母国語としない人同士の英語でコミニュケーション能力の育成に力を入れている状況である。この科目の目標としては、商船の現場で即使える海事英語を学習すること、学生が主体的に楽しく学習出来ること、そして英語を母国語としない人達と英語を用いて円滑なコミニュケーションを行えるようになることである。
授業の進め方・方法:
船舶機関あるいは海事一般をテーマとし,海事用語語彙力ならびに英語4スキル(reading, listening,writing, speaking)を向上させるための演習を行う。授業は講義形式ではなく、ペアワーク・口頭発表が中心となる。ペアワークでは、物事を説明する・自分の情報を伝える・相手の情報を聞き出すためのコミュニケーション演習を行う。配布教材及び英語辞書の持参を受講条件とする。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Introduction 各テーマにおける機関および海事用語が理解できる。
各テーマにおける英文を読み,その概要を理解すると共に必要な情報収集ができる.
各テーマにおける描写を英語で行うために,必要な構文を用いて適切な文章を書くことができる。
各テーマにおける場面に応じた,適切なフレーズを用いた会話ができる。
2週 Unit1 Formaition 各テーマにおける機関および海事用語が理解できる。
各テーマにおける英文を読み,その概要を理解すると共に必要な情報収集ができる.
各テーマにおける描写を英語で行うために,必要な構文を用いて適切な文章を書くことができる。
各テーマにおける場面に応じた,適切なフレーズを用いた会話ができる。
3週 Unit2 PA Announcement 各テーマにおける機関および海事用語が理解できる。
各テーマにおける英文を読み,その概要を理解すると共に必要な情報収集ができる.
各テーマにおける描写を英語で行うために,必要な構文を用いて適切な文章を書くことができる。
各テーマにおける場面に応じた,適切なフレーズを用いた会話ができる。
4週 Unit3 Staition 各テーマにおける機関および海事用語が理解できる。
各テーマにおける英文を読み,その概要を理解すると共に必要な情報収集ができる.
各テーマにおける描写を英語で行うために,必要な構文を用いて適切な文章を書くことができる。
各テーマにおける場面に応じた,適切なフレーズを用いた会話ができる。
5週 Unit16 Engine order 各テーマにおける機関および海事用語が理解できる。
各テーマにおける英文を読み,その概要を理解すると共に必要な情報収集ができる.
各テーマにおける描写を英語で行うために,必要な構文を用いて適切な文章を書くことができる。
各テーマにおける場面に応じた,適切なフレーズを用いた会話ができる。
6週 Unit17 Preparation for tne main engine operation 各テーマにおける機関および海事用語が理解できる。
各テーマにおける英文を読み,その概要を理解すると共に必要な情報収集ができる.
各テーマにおける描写を英語で行うために,必要な構文を用いて適切な文章を書くことができる。
各テーマにおける場面に応じた,適切なフレーズを用いた会話ができる。
7週 Unit18 Starting and testing the main engine 各テーマにおける機関および海事用語が理解できる。
各テーマにおける英文を読み,その概要を理解すると共に必要な情報収集ができる.
各テーマにおける描写を英語で行うために,必要な構文を用いて適切な文章を書くことができる。
各テーマにおける場面に応じた,適切なフレーズを用いた会話ができる。
8週 前期中間試験 1~7週までの内容を理解している。
2ndQ
9週 Unit19 Maneuvering of the main engine 各テーマにおける機関および海事用語が理解できる。
各テーマにおける英文を読み,その概要を理解すると共に必要な情報収集ができる.
各テーマにおける描写を英語で行うために,必要な構文を用いて適切な文章を書くことができる。
各テーマにおける場面に応じた,適切なフレーズを用いた会話ができる。
10週 Unit20 Stopping the main engine 各テーマにおける機関および海事用語が理解できる。
各テーマにおける英文を読み,その概要を理解すると共に必要な情報収集ができる.
各テーマにおける描写を英語で行うために,必要な構文を用いて適切な文章を書くことができる。
各テーマにおける場面に応じた,適切なフレーズを用いた会話ができる。
11週 Unit21 Operation of generators 各テーマにおける機関および海事用語が理解できる。
各テーマにおける英文を読み,その概要を理解すると共に必要な情報収集ができる.
各テーマにおける描写を英語で行うために,必要な構文を用いて適切な文章を書くことができる。
各テーマにおける場面に応じた,適切なフレーズを用いた会話ができる。
12週 Unit22 Operation of auxiliary machinery 各テーマにおける機関および海事用語が理解できる。
各テーマにおける英文を読み,その概要を理解すると共に必要な情報収集ができる.
各テーマにおける描写を英語で行うために,必要な構文を用いて適切な文章を書くことができる。
各テーマにおける場面に応じた,適切なフレーズを用いた会話ができる。
13週 Unit23 Monitoring operational condition of machinery 各テーマにおける機関および海事用語が理解できる。
各テーマにおける英文を読み,その概要を理解すると共に必要な情報収集ができる.
各テーマにおける描写を英語で行うために,必要な構文を用いて適切な文章を書くことができる。
各テーマにおける場面に応じた,適切なフレーズを用いた会話ができる。
14週 Unit24 Main engine revolutions and fuel consumption 各テーマにおける機関および海事用語が理解できる。
各テーマにおける英文を読み,その概要を理解すると共に必要な情報収集ができる.
各テーマにおける描写を英語で行うために,必要な構文を用いて適切な文章を書くことができる。
各テーマにおける場面に応じた,適切なフレーズを用いた会話ができる。
15週 Unit25 Briefing on watch handover 各テーマにおける機関および海事用語が理解できる。
各テーマにおける英文を読み,その概要を理解すると共に必要な情報収集ができる.
各テーマにおける描写を英語で行うために,必要な構文を用いて適切な文章を書くことができる。
各テーマにおける場面に応じた,適切なフレーズを用いた会話ができる。
16週
後期
3rdQ
1週 授業の概要 一般英語と異なる海事英語について説明できる。
2週 海事英語の語彙 機関運転に関する海事英語の語彙が説明できる。
Word spider and word hunt
3週 海事英語の語彙 機関運転に関する海事英語の語彙が説明できる。
Onboard safety and drill
4週 海事英語の語彙 機関運転に関する海事英語の語彙が説明できる。
Workshop and exercises
5週 IMO SMCP Pair work活動を通じてIMO SMCPが理解できる。
Message Markers, Phonetic Alphabet
6週 IMO SMCP 機関当直などの場面に応じて,適切な英語フレーズを用いた会話ができる。
7週 IMO SMCP 機関当直などの場面に応じて,適切な英語フレーズを用いた会話ができる。SMCP Role Play Ⅰ
8週 後期中間試験
4thQ
9週 IMO SMCP 機関当直などの場面に応じて,適切な英語フレーズを用いた会話ができる。SMCP Role Play Ⅱ
10週 IMO SMCP 機関当直などの場面に応じて,適切な英語フレーズを用いた会話ができる。Trouble Shooting Ⅰ
11週 IMO SMCP 機関当直などの場面に応じて,適切な英語フレーズを用いた会話ができる。 Trouble Shooting Ⅱ
12週 聞き取りと発音 機関英語の聞き取り及び発音ができる。
Listening & speaking of world Englishes
13週 聞き取りと発音 機関英語の聞き取り及び発音ができる。
Listening & speaking, Situational pictures for conversation
14週 読み取りと書き取り 機関英語の読み取りと書き取りができる。
Reading & writing, Situational pictures for conversation
15週 読み取りと書き取り 機関英語の読み取りと書き取りができる。
Basic Safety, Situational pictures for conversation
16週

評価割合

試験発表成果物出席その他合計
総合評価割合60102010100
基礎的能力00000
専門的能力60102010100
分野横断的能力00000