海事実務

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 海事実務
科目番号 0056 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 実験実習指導書/大島丸実習ノート/キャリアデザインノート/配布資料
担当教員 杉本 昌弘,山口 伸弥,小林 孝一朗

到達目標

1. 船舶機関士として必要な基礎知識・技術を習得し、船内機器の運転や保守管理に活用できる。
2. 舶用諸機関および各種工作機器の基本原理と操作方法を理解し、実験・実習を遂行できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1船舶機関士として必要な基礎知識・技術を習得し、船内機器の運転や保守管理に活用できる。船舶機関士として必要な基礎知識・技術を習得できる。船舶機関士として必要な基礎知識・技術を習得できない。
評価項目2舶用諸機関および各種工作機器の基本原理と操作方法を理解し、実舶用諸機関および各種工作機器の基本原理と操作方法を理解できる。舶用諸機関および各種工作機器の基本原理と操作方法を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

本校 (1)-b 説明 閉じる
商船 (2)-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
海事実務は技能および技術を習得するとともに、技術者として望ましい態度や習慣を身に付ける。
授業の進め方・方法:
実習及び演習を主体とする。
相互評価に「実技」等を含める。
ポートフォリオに「課題」「レポート」等を含む。
注意点:
必要に応じて、実験実習指導書、大島丸実習ノート、配布資料、関数電卓を持参すること。
安全について十分に配慮すること。作業服、安全靴、帽子を着用してくること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 主機運転 主機の始動準備,始動,停止作業を、英語を用いてチームとして行うことができる。
2週 燃料潤滑油 タンクサウンティングができる。トリム修正、容積換算について理解できる。
3週 配管調査(1) 主機冷却海水の概要が理解できる。
4週 配管調査(2) 主機操縦空気系統の概要が理解できる。
5週 主機構造 ディーゼル機関の構造について理解できる。
6週 制御工学(シーケンス)(1) シーケンスについて概要がわかる。
7週 制御工学(シーケンス)(2) シーケンスについて概要がわかる。
8週 レポート作成
4thQ
9週 甲板機器取扱い 油圧クレーンその他の設備を用いて,重量物の運搬を適切に行うことができる。
10週 応急操舵操練 非常操舵部署に就き、応急操舵を行うことができる。
11週 救命講習(1) 救命艇の降下および収容ができる。
12週 救命講習(2) 船内の救命設備の概要,使用方法が理解できる。
13週 消火講習(1) 船内の消防設備の概要,使用方法が理解できる。
14週 消火講習(2) 各種消火器及び消火ホースを使用して、初期消火をすることができる。
15週 機関系講習 機関系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の工学実験・実習能力商船系分野(機関)【実験・実習能力】校内練習船実習機器の名称と用途を説明できる。3後3,後4
ポンプにおいては、吸吐出弁解放手順を間違わずに運転することができる。3後3,後4
各機器においては、運転手順を間違わずに始動できる。3後3,後4
弁(バルブ)の種類・構造及び用途を説明できる。3後3,後4
燃料油、潤滑油、冷却清水、冷却海水等各系統の流体の流れを説明できる。3後3,後4
主機関の運転のため各系統の役割をプラントとして説明できる。3後3,後4
主機関を運転する上で暖機の必要性を説明できる。3後1
主機関の暖機及び運転準備を出港時間に合わせた計画をたてる作業できる。3後1
主機関試運転まで手順通りにできる。3後1
機関の運転管理及び保守管理ができる。3後1
主機関の温度、圧力を正しく計測できる。3
補機の温度、圧力を正しく計測できる。3
機器の圧力等を正しく計測できる。3
計測した事項を正確に記入できる。3
正午計算ができる。3
記載事項を英文で記入できる。3
テスター等の測定具及び工具の取扱いができる。3
実験実習実験・実習の目標と、取り組むに当たっての心構えがわかる。3
実験・実習する際の災害防止と安全確保のためにすべきことがわかる。3
レポートの作成の仕方がわかる。3
ドライバー・スパナなどの各種工具の名称、特徴などを認識し、取り扱うことができる。3後5
ノギズ・マイクロメータなどの各種測定器具を認識し、目盛の読み方、使い方がわかる。3
船舶に備わっている各種機器の構造と機能を説明できる。3後5
消火設備の種類、消火方法など船内火災に関する基本知識を習得している。3
船舶を安全運航するにあたって注意すべき事項および心構えについて認識し、作業ができる。3
火災の種類とその性質について説明できる。3後13,後14
各種消火器及び消火ホースを使用して、初期消火をすることができる。3後13,後14
持運び式消火器に消火剤を充填することができる。3後13,後14
船舶遭難時の生存維持の条件について説明できる。3後11,後12
船舶に備え付けられている救命設備の使用方法について説明できる。3後11,後12
非常事態を想定した船外への離脱を実践することができる。3後11,後12
心肺停止者の発見からAEDを使用した心肺の蘇生を実施することができる。3後11,後12
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3後15
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3後15
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3後15
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3後15
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3後15
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3後15
他者の意見を聞き合意形成することができる。3後15
合意形成のために会話を成立させることができる。3後15
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3後15
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3後15
複数の情報を整理・構造化できる。3後15
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3後15
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3後15
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3後15
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3後15
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3後15
事実をもとに論理や考察を展開できる。3後15
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3後15
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3後15
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3後15
目標の実現に向けて計画ができる。3後15
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3後15
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3後15
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3後15
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3後15
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3後15
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3後15
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3後15
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3後15
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3後15
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3後15
法令やルールを遵守した行動をとれる。3後15
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3後15
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3後15
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3後15
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3後15
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3後15
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3後15
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3後15
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3後15
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3後15
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3後15
企業には社会的責任があることを認識している。3後15
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3後15
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3後15
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3後15
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3後15
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3後15
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3後15
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3後15
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3後15
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3後15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合007010200100
基礎的能力0000000
専門的能力007010200100
分野横断的能力0000000