到達目標
1,船体各部名称・寸法・喫水について説明できる。
2,船の主要設備と属具の使用方法、整備方法を理解できる。
3,船体防錆施工方法及び、塗料を説明できる。
4,入渠作業及び、船舶検査について理解できる。
5,排水トン数の計算ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 評価項目1 | 説明できる。 | 理解している。 | 理解していない。 |
| 評価項目2 | 使用方法、整備方法を理解している。 | 使用方法、整備方法をある程度理解している。 | 使用方法、整備方法を理解していない。 |
| 評価項目3 | 説明できる。 | 理解している。 | 理解していない。 |
| 評価項目4 | 入渠作業・検査について理解している。 | 入渠作業・検査についてある程度理解している | 入渠作業・検査について理解していない。 |
| 評価項目5 | 排水トン数の計算ができる。 | 排水トン数の計算の意味を理解している。 | 排水トン数の計算ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
本校 (1)-a
説明
閉じる
商船 (2)-c
説明
閉じる
教育方法等
概要:
船舶整備論(運用)を開講する。
授業の進め方・方法:
授業は校内練習船(大島丸)教室で行い、机上の講義に続き・実演を交える。
注意点:
・実務関連の内容が第一となるので、必ず習得し船舶関連の職業に就いた場合は即実施できるようにしておくこと。
・やむを得ない状況で欠席する場合は必ず申し出ること。
・授業中のノートメモを取る。
・この科目は、船員養成三級海技士(航海)の指定教科である。
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
各部の名称・構造様式 |
|
| 2週 |
喫水標の標識・喫水の修正 |
喫水標を読取ることができる。読取った喫水標より各種修正を行い平均喫水の算出ができる。
|
| 3週 |
錨・錨鎖 |
錨の各名称・錨索の各名称が説明できる。使用方法についても説明ができる。
|
| 4週 |
舵と操舵装置 |
舵・操舵装置について名称を理解している。
|
| 5週 |
救命設備・消防設備 |
救命設備・消防設備について物品名称と使用方法を理解している。
|
| 6週 |
船体の保存と手入れ |
船体の錆び打ち方法・防錆方法を理解している。
|
| 7週 |
入渠作業・出渠作業 |
入渠・ドライアップ・直ぐに行わなければならない作業等について理解している。浮上前の最終点検項目について理解している。
|
| 8週 |
後期中間試験 |
後期中間試験
|
| 4thQ |
| 9週 |
船体塗料について |
船底塗料について理解している。
|
| 10週 |
定期検査・中間検査・臨時検査等の各検査 |
船舶の各種検査について理解している。
|
| 11週 |
船舶用索具 |
船舶の索具(繊維索・鋼索)・テークル等について理解している。
|
| 12週 |
操船性能に関する基礎知識 |
操船性能について理解している。
|
| 13週 |
操船性能に関する基礎知識 |
操船性能について理解している。
|
| 14週 |
港内操船と停泊法 |
岸壁接岸・錨泊法について理解している。
|
| 15週 |
航海当直と船舶通信 |
入出港作業・航海中の当直勤務・BRMにて理解している。
|
| 16週 |
学年末試験 |
学年末試験
|
評価割合
| 試験 | 提出物 | 授業参加度 | 合計 |
| 総合評価割合 | 90 | 5 | 5 | 100 |
| 90 | 5 | 5 | 100 |