海事英語

科目基礎情報

学校	大島商船高等専門学校	開講年度	2017
授業科目	海事英語
科目番号	0077	科目区分	専門 / 必修
授業形態	授業	単位の種別と単位数	履修単位: 1
開設学科	商船学科	対象学年	4
開設期	前期	週時間数	2
教科書/教材	IMO標準通信用語集(国土交通省海事局=成山堂)、はじめての船上英会話(商船高専海事英語研究会編=海文堂)、国際VHF聞取り自作教材
担当教員	本木久也

到達目標

(1)海事通信用語を他者に伝える。また、他者からの情報・要求・質問理解することができる。
(2)国際VHF通信用語が理解できる。
(3)船上業務で使用する英語コミニュケーションが理解できる

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
評価項目1	航海術語を日本語から英語、英語から日本語に訳せる。80%以上	ある程度、航海術語を日本語から英語、英語から日本語に訳せる。60-80%	航海術語を日本語から英語、英語から日本語に訳すことがほとんどできない。60%未満
評価項目2	質問や要求内容を理解できる。80%以上	質問や要求内容を理解できる。60-80%	質問や要求内容を全く理解できない。60%未満
評価項目3	国際VHFで会話されている内容が理解できる。80%以上	国際VHFで会話されている内容が理解できる。60-80%	国際VHFで会話されている内容が理解できない。60%未満

学科の到達目標項目との関係

本校 (1)-a 説明

商船 (2)-c 説明

教育方法等

概要:

上級航海英語講習(海技免許講習)として開講する。

授業の進め方・方法:

IMO標準通信用語集を利用し航海術語、対外通信用語、船内通信用語の学習する。
授業時間の後半には国際VHF会話を聞き通信内容を学習する。

注意点:

・船舶に航海士として乗り組んだ場合に直ぐに利用する船舶間通信について学習するので、各自が十分に理解しておくことが重要である。
・やむを得ない状況で欠席する場合は必ず申し出ること。
・授業中のノートメモを取る。
・三級海技士(航海)の航海英語講習であるので、欠席のない様に心がける。
・やむを得ない状況で欠席する場合は必ず申し出ること。

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	前半:IMO SMCP : General 後半:国際VHF会話(Leaving Port)	出港会話が理解できる。
		2週	前半:IMO SMCP : General 後半:国際VHF会話(Fair Way)	航路航行会話が理解できる。
		3週	前半:IMO SMCP : General 後半:国際VHF会話(Call up pilot staion)	パイロットステーションのコミニュケーションが理解できる。
		4週	前半:IMO SMCP : Grossaly 後半:国際VHF会話(Other vessel aground)	他船の乗り揚げによる航路閉鎖の内容が理解できる。
		5週	前半:IMO SMCP : Grossaly 後半:国際VHF会話(Pilotage)	パイロットステーションのコミニュケーションが理解できる。
		6週	前半:IMO SMCP : Grossaly 後半:国際VHF会話(Pilotage)	〃
		7週	前半:IMO SMCP : Grossaly 後半:国際VHF会話(　〃　)	〃
		8週	前期中間試験	前期中間試験
	2ndQ
		9週	前半:IMO SMCP : External C.P. 後半:国際VHF会話(Recived Distress Message)	他船の遭難通報を理解できる。
		10週	前半:SMCP : External C.P. 後半:国際VHF会話(Approach)	遭難船舶救助までの連絡体制を理解できる。
		11週	前半:SMCP : External C.P. 後半:国際VHF会話(Helicopter station)	ヘリコプター着船の連絡ができる。
		12週	前半:SMCP : External C.P. 後半:国際VHF会話(IMO traffic separaion scheme)	分離通航方式のVTSとのコミニュケーションができる。
		13週	前半:SMCP : External C.P. 後半:国際VHF会話(Difficult tow)	困難な曳航作業を行っている船舶が救助を求めている内容について理解ができる。
		14週	前半:SMCP : External C.P. 後半:国際VHF会話( 　〃　　)	〃
		15週	前半:SMCP : External C.P. 後半:国際VHF会話(Ice breaker)	砕氷船船団とのコミュニケーションができる。
		16週	前期末試験	前期末試験

評価割合

	試験	提出物	授業への参加度	合計
総合評価割合	90	5	5	100
基礎的能力	90	5	5	100