校内練習船実習

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 校内練習船実習
科目番号 0079 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 大島丸実習
担当教員 浦田 清,前田 幸男,本木 久也,山口 伸弥

到達目標

1. 出入港各配置における作業の概要が理解できる。
2. 船橋当直各業務および引継ぎ事項の概要が理解できる。
3. 適切な操舵号令を発することができる。
4. ディーゼルプラント構成機器の概要が理解できる。 
5. 機関室主要機器の運転状態の点検要領が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1船内において,規律を守り安全に行動することができる。船内において,規律及び安全について理解できる。船内において,規律を守り安全に行動することができない。
評価項目2船橋航海当直の概要が説明できる。船橋航海当直の概要が理解できる。船橋航海当直の概要が理解できない。
評価項目3操舵号令と操舵要領が説明できる。操舵号令と操舵要領が理解できる。操舵号令と操舵要領が理解できない。
評価項目4船舶推進プラントおよび電気系統の概要が説明できる。船舶推進プラントおよび電気系統の概要が理解できる。船舶推進プラントおよび電気系統の概要が理解できない。
評価項目5機関室内主要機器の概要が説明できる。機関室内主要機器の概要が理解できる。機関室内主要機器の概要が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

本校 (1)-b 説明 閉じる
商船 (2)-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
構内練習船実習の目的は、練習船の運航実務を実際に体験することにより、座学課程で学習中の船舶運航に関する知識を実践の場で活かし、船舶職員として必要な技能ならびに行動習慣を身に着けることである。
授業の進め方・方法:
実習日課は、「実習計画書」に書かれた時間割にしたがっておこなう。
実習態度、課題、下船試験により評価する。
前期 1日、後期 2泊3日
注意点:
(1)実習には万全の体調で臨み、積極的に取り組み。
(2)号令、アンサーバック、報告は大きな声ではっきりと行う
(3)「安全第一」に心がけ、指導教官及び乗組員の指示に従う
(4)事故防止のため、服装、頭髪を整え、定められた保護具を着用する
(5)わからないことは早めに質問する
(6)乗組員の許可なく、スイッチ、バルブ、開口部などの操作を行わない

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 船舶要務 乗船中の一般的注意事項を遵守できる。
2週 船内規律を守り,集団生活をおくることができる。
3週 航海実務 航海計器の設置場所と用途が理解できる。
4週 海図図式が理解できる。
5週 潮汐・潮流の算出ができる。
6週 船橋当直 船橋航海当直各当番の役割が理解できる。
7週 船橋航海当直の引継を行うことができる。
8週 状況に応じた適切な操舵号令を発することができる。
2ndQ
9週 クロスベアリングおよびレーダーにより船位測定ができる。
10週 気象・海象の観測および記録ができる。
11週 海上衝突予防法および海上交通安全法適用航法の概要が理解できる。
12週 運用実務 係船索の取扱要領が理解できる。
13週 出入港時の係船および解らん作業要領が理解できる。
14週 出入港時および航海中の機関使用要領が理解できる。
15週 機関運転 主機関の運転準備および終了作業を行うことができる。
16週 ディーゼルプラント構成機器の概要が理解できる。
後期
3rdQ
1週 機関室内機器の配置と役割が理解できる。
2週 機関当直 機関室内機器の運転状態点検要領が理解できる。
3週 機関要務 ログブックの正午計算ができる。
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合700020010100
基礎的能力0000000
専門的能力700020010100
分野横断的能力0000000