校内練習船実習

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 校内練習船実習
科目番号 0080 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材
担当教員 中村 泰裕,浦田 清,浦田 数馬,山口 伸弥

到達目標

1. 出入港各配置における運転操作を,英語を用いて行うことができる。
2. 船橋当直各業務および引継ぎを,英語を用いて行うことができる。
3. 航海法規を順守した適切な航法を適用して操船することができる。
4. 各種操練の意義を理解し,各部署配置における応急操作を行うことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1出入港各配置における運転操作を,英語を用いて行うことができる。 出入港各配置における運転操作を行うことができる。 出入港各配置における運転操作を行うことができない。
評価項目2船橋当直各業務および引継ぎを,英語を用いて行うことができる。船橋当直各業務および引継ぎを行うことができる。船橋当直各業務および引継ぎを行うことができない。
評価項目3航海法規を順守した適切な航法を適用して操船することができる。航海法規を順守した適切な航法について理解について理解できる。航海法規を順守した適切な航法について理解について理解できない。
評価項目4各種操練の意義を理解し,各部署配置における応急操作を行うことができる。各種操練の意義を理解し,各部署配置における応急操作について理解できる。各種操練の意義を理解し,各部署配置における応急操作について理解できない。

学科の到達目標項目との関係

本校 (1)-b 説明 閉じる
商船 (2)-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
構内練習船実習の目的は、練習船の運航実務を実際に体験することにより、座学課程で学習中の船舶運航に関する知識を実践の場で活かし、船舶職員として必要な技能ならびに行動習慣を身に着けることである。
授業の進め方・方法:
実習日課は、「実習計画書」に書かれた時間割にしたがっておこなう。
実習態度、課題、下船試験により評価する。
前期 1日、後期 2泊3日
注意点:
(1)実習には万全の体調で臨み、積極的に取り組み。
(2)号令、アンサーバック、報告は大きな声ではっきりと行う
(3)「安全第一」に心がけ、指導教官及び乗組員の指示に従う
(4)事故防止のため、服装、頭髪を整え、定められた保護具を着用する
(5)わからないことは早めに質問する
(6)乗組員の許可なく、スイッチ、バルブ、開口部などの操作を行わない

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 船舶要務 乗船中の一般的注意事項を遵守できる。
2週 船内規律を守り,集団生活をおくることができる。
3週 航海実務 各種航海計器を状況に応じて使用することができる。
4週 海図図式が正確に理解できる。
5週 潮汐・潮流,日出没の算出ができる。
6週 航海日誌の記入要領が理解できる。
7週 船橋当直 船橋航海当直各当番の役割を遂行することができる。
8週 船橋航海当直の引継を行うことができる。
2ndQ
9週 状況に応じた適切な操船,操舵を行うことができる。
10週 気象・海象の観測および記録ができる。
11週 海上衝突予防法および海上交通安全法適用航法を適用した操船を行うことができる。
12週 運用実務 出入港時の係船および解らん作業を,英語を用いて行うことができる。
13週 出入港時の操船要領が理解できる。
14週 保安応急 防火部署および総員退船部署の概要が理解できる。
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合700020010100
基礎的能力0000000
専門的能力700020010100
分野横断的能力0000000