校内練習船実習

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 校内練習船実習
科目番号 0081 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 大島丸実習ノート/キャリアデザインノート/配布資料
担当教員 中村 泰裕,浦田 数馬

到達目標

1. 商船士官としての自覚をもち、自ら考えて安全に行動する。
2. 海上交通安全法で定められた航路を安全に航行する。
3. 周囲の状況、時間、気象、海象を総合的に判断して操船を行う。
4 .次の当直者に対し正しく引継ぎを実施する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1安全に航路を航行することができる。航路を航行することができる。航路を理解していない。
評価項目2総合的に判断した操船を安全に行うことができる。総合的な判断による操船を行うことができる。総合判断した操船を行うことができない
評価項目3指揮者として安全に離着岸作業を行うことができる。指揮を確実に行うことができる。指揮を執ることができない。
評価項目4明瞭正確に引継ぎを行うことができる。引継ぎを行うことができる。適切に引継ぎを行うことができない。

学科の到達目標項目との関係

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商船 (2)-c 説明 閉じる

教育方法等

概要:
商船士官として自ら考えて判断した結果から指揮能力を学ぶ。
授業の進め方・方法:
実習日課は、「実習計画書」に書かれた時間割に従って行う。
実習姿勢、下船試験により評価する。
前期 3泊4日
注意点:
1. 万全の体調で積極的に取組むこと。
2. 号令、アンサーバック、報告ははっきりと明確に行うこと。
3. 「安全第一」に心がけ、士官、部員及び指導教員の指示に従うこと。
4. 事故防止のため、服装、頭髪を整え、指示された保護具を正しく着用すること。
5. 不安に感じたことは早めに質問すること。
6. 乗組員の許可なく、スイッチ、バルブ、開口部などの操作を行わないこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 船舶要務 乗船中の一般的注意事項を遵守し、安全運航に携わることができる。
2週 船内規律を守り、円滑な集団生活を送ることができる。
3週 航海実務 指揮者として離接岸作業を実施することができる
4週 図面から必要な情報を読み取ることができる。
5週 船橋当直 各種航海計器を状況に応じて適切に使用することができる。
6週 総合的に判断して操船を行うことができる。
7週 狭水道航行及び航路を安全に通航する手段を理解することができる。
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の工学実験・実習能力商船系分野(航海)【実験・実習能力】練習船実習船内生活の特殊性を理解し、仲間と協力し、指示を受けた作業を安全に行うことができる。4前1,前2
船内においてコミュニケーション(英語を含む)をとる方法を説明できる。4前1,前2
船舶儀礼(満船飾、船飾、船の儀礼式)について説明できる。4前1
航海当直の役割を説明できる。4前5,前6
航海計器等を運用し、航海に必要な情報を活用することができる。4前5,前6
防火部署、防水部署など保安応急部署について説明できる。4前4,前6,前7
狭水道航海、狭視界航海法、荒天航海法について説明できる。4前4,前6,前7
航海海域を理解して必要な情報を収集し、航海計画を立案できる。4前4,前6
船舶安全法による船舶検査について説明できる。4前4,前6
船体の保守整備作業について説明できる。4前5
航海における気象観測の必要性を理解し、観測を行うことができる。4前5
停泊当直の意義を理解し、当直を行うことができる。4前5,前6
入出港部署について理解し、実施できる。4前3
錨泊作業の手順を説明できる。4前3
実験実習レーダを操作して各種調整を行い、適切に表示することができる。4前5,前6,前7
レーダARPAを操作して他船の針路・速力・最接近距離及び時間を表示することができる。4前5,前6,前7
電子海図情報表示装置を利用した当直方法を理解し、実践することができる。4前5,前6,前7
電子海図情報表示装置の目標、海図及びシステムを理解し、操作することができる。4前5,前6,前7
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3前3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3前3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3前3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3前3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3前3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3前3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3前1,前2,前3
合意形成のために会話を成立させることができる。3前1,前2,前3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3前1,前2,前3
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3前1,前2,前3
複数の情報を整理・構造化できる。3前1,前2,前3
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3前1,前2,前3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3前1,前2
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3前1,前2
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3前1
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3前1
事実をもとに論理や考察を展開できる。3前1
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3前1
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3前3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3前3
目標の実現に向けて計画ができる。3前3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3前3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3前3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3前3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3前3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3前3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3前3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3前3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3前3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3前3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3前3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3前1,前2,前3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3前1,前2,前3
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3前1,前2,前3
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3前1,前2,前3
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3前1,前2,前3
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3前1,前2,前3
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3前1,前2,前3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3前1,前2,前3
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3前1,前2,前3
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3前1,前2,前3
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3前1,前2,前3
企業には社会的責任があることを認識している。3前1,前2,前3
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3前1,前2,前3
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3前1,前2,前3
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3前1,前2,前3
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3前1,前2,前3
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3前1,前2,前3
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3前1,前2,前3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3前1,前2,前3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3前1,前2,前3
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3前1,前2,前3

評価割合

試験発表相互評価姿勢ポートフォリオ課題合計
総合評価割合50005000100
基礎的能力0000000
専門的能力50005000100
分野横断的能力0000000