海事実務

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 海事実務
科目番号 0084 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「商船学の数理 基礎と応用」商船高専キャリア教育研究会(海文堂)/実験実習指導書/大島丸実習ノート/配布資料
担当教員 清水 聖治,杉本 昌弘,森脇 千春,浦田 清,前畑 航平,浦田 数馬,山口 伸弥

到達目標

1. 船舶乗組員として必要な基礎知識・技術を習得し、船内機器の運転や保守管理に活用できる。
2. 各種航海計器および舶用諸機関の基本原理と操作方法を理解し、実験・実習を遂行できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1船舶乗組員として必要な基礎知識・技術を習得し、船内機器の運転や保守管理に活用できる。 船舶乗組員として必要な基礎知識・技術を習得できる。 船舶乗組員として必要な基礎知識・技術を習得できない。
評価項目2 各種航海計器および舶用諸機関の基本原理と操作方法を理解し、実験・実習を遂行できる。 各種航海計器および舶用諸機関の基本原理と操作方法を理解できる。 各種航海計器および舶用諸機関の基本原理と操作方法を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

本校 (1)-b 説明 閉じる
商船 (2)-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
海事実務は技能および技術を習得するとともに、技術者として望ましい態度や習慣を身に付ける。
船舶運航に必要な工学基礎および基本海事英語を身に着ける。
授業の進め方・方法:
実習及び演習を主体とする。
工学基礎及び海事英語は講義を主体とする。
相互評価に「実技」「取組み」等を含める。
ポートフォリオに「課題」「レポート」等を含む。
注意点:
必要に応じて、実験実習指導書、大島丸実習ノート、配布資料を持参すること。
工学基礎は「商船学の数理 基礎と応用」および関数電卓を持参すること。
海事英語は 英和辞典 を持参すること。
安全について十分に配慮すること。作業服、安全靴、帽子を着用してくること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 甲板機械取扱い ウィンドラスの操作要領が理解できる。
2週 レーダー観測(1)
レーダーの始動,調整方法が理解できる。
3週 レーダー観測(2) レーダーを正しく使用し,周囲船舶などの状況を把握することができる。
4週 配管調査(1) 弁(バルブ)の種類・構造及び用途を説明できる。
5週 配管調査(2) 冷却清水系統の流体の流れを説明できる。
6週 配管調査(3) 甲板送水に必要な配管系統を調査し,配管図を作成することができる。
GSポンプにより甲板送水を行い,送水圧力を調整することができる。
7週 防火部署操練 船内火災を想定した立付操練の意義が理解できる。
8週
4thQ
9週 工学基礎(1) 関数電卓を使用して,工業数学に関する計算ができる。
10週 工学基礎(2) 関数電卓を使用して,工業数学に関する計算ができる。
11週 工学基礎(3) 関数電卓を使用して,工業数学に関する計算ができる。
12週 工学基礎(4)
関数電卓を使用して,工業数学に関する計算ができる。
13週 海事英語(1) 海事英語の基本語彙が理解できる。
14週 海事英語(2) 海事英語の基本語彙が理解できる。
15週 海事英語(3) 海事英語の基本語彙が理解できる。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合007010200100
基礎的能力0000000
専門的能力007010200100
分野横断的能力0000000