海事実務

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 海事実務
科目番号 0085 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 実験実習指導書/大島丸実習ノート/配布資料
担当教員 木村 安宏,久保田 崇,前畑 航平,森脇 千春,千葉 元,村田 光明,浦田 数馬,山口 伸弥,村田 光明

到達目標

1. 船舶航海士として必要な基礎知識・技術を習得し、船内機器の運転や保守管理に活用できる。
2. 各種航海計器の基本原理と操作方法を理解し、実験・実習を遂行できる。
3. 海事実務の内容を理解し、レポートにまとめることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1船舶航海士として必要な基礎知識・技術を習得し、船内機器の運転や保守管理に活用できる。船舶航海士として必要な基礎知識・技術を習得しできる。船舶航海士として必要な基礎知識・技術を習得しできない。
評価項目2各種航海計器の基本原理と操作方法を理解し、実験・実習を遂行できる。各種航海計器の基本原理と操作方法を理解できる。各種航海計器の基本原理と操作方法を理解できない。
評価項目3海事実務の内容を理解し、まとめとレポート作成ができる。海事実務の内容を理解し、まとめの項目立てができる。海事実務についてのまとめ・レポート作成ができない。

学科の到達目標項目との関係

本校 (1)-b 説明 閉じる
商船 (2)-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
海事実務は技能および技術を習得するとともに、技術者として望ましい態度や習慣を身に付ける。

授業の進め方・方法:
実習及び演習を主体とする。
相互評価に「実技」等を含める。
ポートフォリオに「課題」「レポート」等を含む。
注意点:
必要に応じて、実験実習指導書、大島丸実習ノート、配布資料、関数電卓を持参すること。
安全について十分に配慮すること。作業服、安全靴、帽子を着用してくること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 航海計器(1) ジャイロコンパスの構造,作動が理解できる。
2週 航海計器(2) オートパイロットの構造,作動が理解できる。
3週 航海計器準備 船橋航海計器の始動,操作準備ができる。
4週 船舶整備 係船設備,信号設備の取扱いおよび整備ができる。
5週 無線通信 無線資格の種類、取得方法について理解できる。
6週 BRM訓練(1) シミュレーション航海において,船橋内外のリソースを有効活用して安全な航海を遂行することができる。
7週 BRM訓練(2) シミュレーション航海において,船橋内外のリソースを有効活用して安全な航海を遂行することができる。
8週 レポート作成
2ndQ
9週 BRM訓練(3) シミュレーション航海において,船橋内外のリソースを有効活用して安全な航海を遂行することができる。
10週 電子海図 ECDISを用いた航海の計画,監視,評価を行うことができる。
11週 小型船操船 小型船の離着桟作業をチームとして遂行することができる。
12週 甲板機器取扱い 油圧クレーンその他の設備を用いて,重量物の運搬を適切に行うことができる。
13週 救命講習 救命艇の降下および収容ができる。
14週 救命設備 船内の救命設備の概要,使用方法が理解できる。
15週 消防設備 船内の消防設備の概要,使用方法が理解できる。
16週
後期
3rdQ
1週 航海系講習Ⅰ(1) 航海系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
2週 航海系講習Ⅰ(2) 航海系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
3週 航海系講習Ⅰ(3) 航海系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
4週 航海系講習Ⅰ(4) 航海系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
5週 航海系講習Ⅰ(5) 航海系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
6週 航海系講習Ⅰ(6) 航海系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
7週 航海系講習Ⅰ(7) 航海系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
8週 レポート作成
4thQ
9週 航海系講習Ⅱ(1) 航海系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
10週 航海系講習Ⅱ(2) 航海系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
11週 航海系講習Ⅱ(3) 航海系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
12週 航海系講習Ⅱ(4) 航海系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
13週 航海系講習Ⅱ(5) 航海系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
14週 航海系講習Ⅱ(6) 航海系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
15週 航海系講習Ⅱ(7) 航海系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合007010200100
基礎的能力0000000
専門的能力0070 10200100
分野横断的能力0000000