海事実務

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 海事実務
科目番号 0089 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 実験実習指導書/大島丸実習ノート/キャリアデザインノート/配布資料
担当教員 杉本 昌弘,山口 伸弥,小林 孝一朗,山口 康太

到達目標

1. 海事実務では、船舶機関士に必要な基礎知識・技術を習得し、船内機器の運転や保守管理に活用できる。
2. 舶用諸機関および各種工作機器の基本原理と操作方法を理解し、実験・実習を遂行できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1船舶機関士に必要な基礎知識・技術を習得し、船内機器の運転や保守管理に活用できる。船舶機関士に必要な基礎知識・技術を習得できる。船舶機関士に必要な基礎知識・技術を習得できない。
評価項目2舶用諸機関および各種工作機器の基本原理と操作方法を理解し、実験・実習を遂行できる。舶用諸機関および各種工作機器の基本原理と操作方法を理解できる。舶用諸機関および各種工作機器の基本原理と操作方法を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

本校 (1)-b 説明 閉じる
商船 (2)-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
海事実務は技能および技術を習得するとともに、技術者として望ましい態度や習慣を身に付ける。
授業の進め方・方法:
実習及び演習を主体とする。
相互評価に「実技」等を含める。
ポートフォリオに「課題」「レポート」等を含む。
注意点:
必要に応じて、実験実習指導書、大島丸実習ノート、配布資料、関数電卓を持参すること。
安全について十分に配慮すること。作業服、安全靴、帽子を着用してくること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 蒸気工学(1) ボイラの熱清算について理解する。
2週 蒸気工学(2) ボイラの熱清算について理解する。
3週 蒸気工学(3) ボイラの熱清算について理解する。
4週 ERM訓練(1) トラブルなどを想定して大島丸のスタンバイシーケンサーを用いながら、コミュニケーションがとれる。
5週 ERM訓練(2) トラブルなどを想定して大島丸のスタンバイシーケンサーを用いながら、英語を使ってコミュニケーションがとれる。
6週 機関応急運転 可変ピッチプロペラの応急運転要領が理解できる。
7週 機関日誌 機関日誌に記入する諸計算ができる。
8週 レポート作成
2ndQ
9週 電気電子工学(1) 3相同期発電機の特性試験について理解できる。
10週 電気電子工学(2) 渦電流形動力計による三相誘導電動機の負荷試験について理解できる。
11週 電気電子工学(3) 三相同期発電機の並列運転ができる。
12週 ポートステートコントロール演習 ポートステートコントロール実施要領について理解する。
13週 救命艇実習 救命艇の降下および収容ができる。
14週 機関系講習(1) 機関系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
15週 機関系講習(2) 機関系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合007010200100
基礎的能力0000000
専門的能力007010200100
分野横断的能力0000000