実験実習

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 実験実習
科目番号 0090 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 実験実習指導書/大島丸実習ノート/キャリアデザインノート/配布資料
担当教員 清水 聖治,朴 鍾徳,小林 孝一朗,渡邊 武,松村 哲太,寺田 将也,杉本 昌弘,山口 伸弥

到達目標

1. 船舶機関士として必要な基礎知識・技術を習得し、船内機器の運転や保守管理に活用できる。
2. 舶用諸機関および各種工作機器の基本原理と操作方法を理解し、実験・実習を遂行できる。
3. 実験・実習内容を理解し、レポートにまとめることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1船舶機関士として必要な基礎知識・技術を習得し、船内機器の運転や保守管理に活用できる。船舶機関士として必要な基礎知識・技術を習得できる。船舶機関士として必要な基礎知識・技術を習得できない。
評価項目2舶用諸機関の基本原理と操作方法を理解し、実験・実習を遂行できる。舶用諸機関の基本原理と操作方法を理解できる。舶用諸機関の基本原理と操作方法を理解できない。
評価項目3海事実務の内容を理解し、レポートにまとめ、説明できる。海事実務の内容を理解し、レポートにまとめることができる。海事実務の内容を理解し、レポートにまとめることができない。

学科の到達目標項目との関係

本校 (1)-b 説明 閉じる
本校 (1)-c 説明 閉じる
商船 (2)-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
実験・実習は技能および技術を習得するとともに、技術者として望ましい態度や習慣を身に付ける。
工学実験では、実験装置の原理と操作方法を理解し、実験の過程および結果を説明できる能力を養う。
授業の進め方・方法:
実験及び実習を主体とする
実験実習を通して教室での講義の内容を確実に理解する。
併せて機器の取り扱い、データのまとめ方、報告書の書き方を習得する。
相互評価に「実技」等を含める。
ポートフォリオに「課題」「レポート」等を含む。
注意点:
危険を伴う実験もあるので諸注意をよく聞いて取り組むこと。
必要に応じて、実験実習指導書、大島丸実習ノート、配布資料、関数電卓を持参すること。
安全について十分に配慮すること。作業服、安全靴、帽子を着用してくること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 内燃機関学 内燃機関の性能試験について理解する。
2週 舶用補機(1) 冷凍サイクルの仕組みとモリエル線図が説明できる。
3週 舶用補機(2) 冷凍装置の運転によるモリエル線図の作成及び冷凍能力の計算ができる。
4週 舶用補機(3) 冷凍機の点検や故障原因について説明ができる。
5週 燃料潤滑油 重油の粘度を測定し温度の影響について理解する。
6週 内燃機関構造(1) クランクデフレクションの計測ができる。
7週 内燃機関構造(2) バルブタイミングの計測ができる。
8週 レポート作成
2ndQ
9週 船舶工学 トリム計算に関する理論を理解し計算ができる。
10週 制御(1) 電気油圧サーボ機構について説明できる。
11週 制御(2) PID制御について説明できる。
12週 機関学講習(1) 機関系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
13週 機関学講習(2) 機関系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
14週 機関学講習(3) 機関系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
15週 機関学講習(4) 機関系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合003020500100
基礎的能力0000000
専門的能力003020500100
分野横断的能力0000000