概要:
多入力多出力システムに対応した現代制御理論の基礎について授業する。
授業の進め方・方法:
授業形式で行う。理解を深めるために演習・課題等を適宜実施する。
注意点:
各自関数電卓を毎回持参すること。
単に結果を覚えるのではなく,原理や意味を理解するように努力すること。
自動化船で用いられる現代制御は,機関士だけでなく,航海士にとっても自動操舵を理解し,正しく使用するために重要である。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 整式の加減乗除の計算や、式の展開ができる。 | 3 | 前2,前3 |
分数式の加減乗除の計算ができる。 | 3 | 前2,前3 |
平方根の基本的な計算ができる(分母の有理化も含む)。 | 3 | |
複素数の相等を理解し、その加減乗除の計算ができる。 | 3 | |
解の公式等を利用して、2次方程式を解くことができる。 | 3 | |
指数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。 | 3 | 前4,前5 |
対数の意味を理解し、対数を利用した計算ができる。 | 3 | |
対数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。 | 3 | |
微分方程式の意味を理解し、簡単な変数分離形の微分方程式を解くことができる。 | 3 | 前1 |
簡単な1階線形微分方程式を解くことができる。 | 3 | 前1 |
定数係数2階斉次線形微分方程式を解くことができる。 | 3 | 前1 |
自然科学 | 物理 | 力学 | 物体の変位、速度、加速度を微分・積分を用いて相互に計算することができる。 | 3 | 前1 |
簡単な運動について微分方程式の形で運動方程式を立て、初期値問題として解くことができる。 | 3 | 前1 |
運動の法則について説明できる。 | 3 | 前1 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 商船系分野(機関) | 電気電子工学 | LCRを用いた交流回路の計算ができる。 | 4 | 前1 |
制御工学 | 機械制御に関する用語や機器について説明できる。 | 4 | 前9,前10,前11,前12,前14,前15 |
シーケンス制御に関する機器や回路図について説明できる。 | 4 | |
シーケンス制御における動作の流れを表現できる。 | 4 | |
システムに対する入力信号と出力信号について説明できる。 | 4 | 前1 |
制御の対象となるものを選択できる。 | 4 | |
ブロック線図を読み解くことができる。 | 4 | |
フィードバック制御系の例からブロック線図をかくことができる。 | 4 | |
自動制御の応用例を説明できる。 | 4 | |
自動制御に用いられている各種機器の動作などを説明できる。 | 4 | |