1. 航海士として必要な基礎知識・技術を習得し、船内機器の運転や保守管理に活用できる。
2. 各種航海計器の基本原理と操作方法を理解し、実験・実習を遂行できる。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 独立試行の確率、余事象の確率、確率の加法定理、排反事象の確率を理解し、簡単な場合について、確率を求めることができる。 | 3 | 後4 |
条件付き確率、確率の乗法定理、独立事象の確率を理解し、簡単な場合について確率を求めることができる。 | 3 | 後4 |
1次元のデータを整理して、平均・分散・標準偏差を求めることができる。 | 3 | 後4 |
2次元のデータを整理して散布図を作成し、相関係数・回帰直線を求めることができる。 | 3 | 後4 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 商船系分野(航海) | 電波航法 | レーダ/TTの作動、取扱いについて説明できる。 | 4 | 後5 |
レーダの各機能について説明できる。 | 4 | 後5 |
TT機能の目標補足について説明できる。 | 4 | 後5 |
ターゲットシンボルについて説明できる。 | 4 | 後5 |
作動、取扱いについて説明できる。 | 4 | 後9,後10 |
航路計画、航行監視について説明できる。 | 4 | 後9,後10 |
レーダー映像及びAIS情報の統合表示について説明できる。 | 4 | 後9,後10 |
作動、取扱いについて説明できる。 | 4 | 後6 |
システム構成について説明できる。 | 4 | 後6 |
測位原理について説明できる。 | 4 | 後6 |
衛星航法補強システムの概要について説明できる。 | 4 | 後6 |
レーダ映像に表示した場合のターゲットシンボルについて説明できる。 | 4 | 後9 |
船舶工学 | 船の種類、主要目、船型、主要寸法について説明できる。 | 4 | 後10,後12,後13 |
船体の主要目比、肥せき係数について説明できる。 | 4 | 後10,後12,後13 |
基礎的な動水力学(層流と乱流、流量と流速、ベルヌーイの定理)について説明できる。 | 4 | 後11,後12,後13 |
推進器の種類、出力と推進効率について説明できる。 | 4 | 後12,後13 |
分野別の工学実験・実習能力 | 商船系分野(航海)【実験・実習能力】 | 実験実習 | 整列及び人員確認、敬礼方法等、集団行動の基本を理解し、実践できる。 | 4 | |
レーダを操作して各種調整を行い、適切に表示することができる。 | 4 | |
レーダARPAを操作して他船の針路・速力・最接近距離及び時間を表示することができる。 | 4 | |
船舶遭難時の生存維持の条件について説明できる。 | 4 | 後1,後2,後3 |
船舶に備え付けられている救命設備の使用方法について説明できる。 | 4 | 後1,後2,後3 |
非常事態を想定した船外への離脱を実践することができる。 | 4 | 後1,後2,後3 |
心肺停止者の発見からAEDを使用した心肺の蘇生を実施することができる。 | 4 | 後1,後2,後3 |
電子海図情報表示装置を利用した当直方法を理解し、実践することができる。 | 4 | 後9,後10 |
電子海図情報表示装置の目標、海図及びシステムを理解し、操作することができる。 | 4 | 後9,後10 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | 後4,後5 |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | 後4,後5 |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | 後4,後5 |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 3 | 後4,後5 |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 3 | 後4,後5 |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | 後4,後5 |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | 後4,後5 |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | 後4,後5 |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | 後4,後5 |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 3 | 後4,後5 |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 3 | 後4,後5 |
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 3 | 後4,後5 |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 3 | 後4,後5 |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 3 | 後4,後5 |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 3 | 後4,後5 |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 3 | 後4,後5 |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | 後4,後5 |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | 後4,後5 |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | 後4,後5 |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | 後4,後5 |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 3 | 後4,後5 |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 3 | 後4,後5 |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 3 | 後4,後5 |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 3 | 後4,後5 |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | 後4,後5,後6 |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | 後4,後5,後6 |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 3 | 後4,後5,後6 |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | 後4,後5,後6 |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 3 | 後4,後5 |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 3 | 後4,後5 |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 3 | 後4,後5 |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 3 | 後4,後5 |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 3 | 後4,後5 |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 3 | 後4,後5 |
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。 | 3 | |
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。 | 3 | |
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。 | 3 | |
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。 | 3 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。 | 3 | |
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。 | 3 | |
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。 | 3 | |
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。 | 3 | |
企業には社会的責任があることを認識している。 | 3 | |
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。 | 3 | |
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。 | 3 | |
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。 | 3 | |
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。 | 3 | |
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。 | 3 | |
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。 | 3 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。 | 3 | |
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。 | 3 | |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 3 | |