海事実務

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 海事実務
科目番号 0124 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 実験実習指導書/大島丸実習ノート/配布資料
担当教員 清水 聖治,浦田 清,杉本 昌弘,山口 伸弥

到達目標

1. 船舶機関士として必要な基礎知識・技術を習得し、船内機器の運転や保守管理に活用できる。
2. 舶用諸機関および各種工作機器の基本原理と操作方法を理解し、実験・実習を遂行できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1船舶機関士として必要な基礎知識・技術を習得し、船内機器の運転や保守管理に活用できる。船舶機関士として必要な基礎知識・技術を習得できる。船舶機関士として必要な基礎知識・技術を習得できない。
評価項目2舶用諸機関および各種工作機器の基本原理と操作方法を理解し、実舶用諸機関および各種工作機器の基本原理と操作方法を理解できる。舶用諸機関および各種工作機器の基本原理と操作方法を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

本校 (1)-b 説明 閉じる
商船 (2)-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
海事実務は技能および技術を習得するとともに、技術者として望ましい態度や習慣を身に付ける。
授業の進め方・方法:
実習及び演習を主体とする。
相互評価に「実技」等を含める。
ポートフォリオに「課題」「レポート」等を含む。
注意点:
必要に応じて、実験実習指導書、大島丸実習ノート、配布資料、関数電卓を持参すること。
安全について十分に配慮すること。作業服、安全靴、帽子を着用してくること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 主機運転(1) 主機の始動準備,始動,停止作業を、チームとして行うことができる。
2週 主機運転(2) 主機の始動準備,始動,停止作業を、英語を用いてチームとして行うことができる。
3週 発電機運転(1) 発電機原動機の運転を適切に行うことができる。
4週 発電機運転(2) 配電盤操作を適切に行い並列運転することができる。
5週 配管調査(1) 主機冷却海水の概要が理解できる。
6週 配管調査(2) 主機操縦空気系統の概要が理解できる。
7週 機関応急運転 主機の応急運転要領が理解できる。
8週
2ndQ
9週 小型船操船 小型船の離着桟作業をチームとして遂行することができる。
10週 甲板機器取扱い 油圧クレーンその他の設備を用いて,重量物の運搬を適切に行うことができる。
11週 救命講習 救命艇の降下および収容ができる。
12週 救命設備 船内の救命設備の概要,使用方法が理解できる。
13週 消防設備 船内の消防設備の概要,使用方法が理解できる。
14週 制御工学(基礎制御理論)(1) ラプラス変換について概要がわかる。
15週 制御工学(基礎制御理論)(2) 伝達関数について概要がわかる。
16週
後期
3rdQ
1週 制御工学(基礎制御理論)(3) ブロック線図について概要がわかる。
2週 制御工学(基礎制御理論)(4) ステップ御応答について概要がわかる。
3週 制御工学(基礎制御理論)(5) 周波数応答について概要がわかる。
4週 制御工学(基礎制御理論)(6) ボード線図について概要がわかる。
5週 制御工学(基礎制御理論)(7) 安定班別について概要がわかる。
6週 制御工学(基礎制御理論)(8) PID制御について概要がわかる。
7週 制御工学(基礎制御理論)(9) 補償について概要がわかる。
8週
4thQ
9週 機関系講習Ⅰ(1) 機関系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
10週 機関系講習Ⅰ(2) 機関系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
11週 機関系講習Ⅰ(3) 機関系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
12週 機関系講習Ⅰ(4) 機関系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
13週 機関系講習Ⅰ(5) 機関系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
14週 機関系講習Ⅰ(6) 機関系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
15週 機関系講習Ⅰ(7) 機関系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合007010200100
基礎的能力0000000
専門的能力007010200100
分野横断的能力0000000