海事実務

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 海事実務
科目番号 0126 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 実験実習指導書/大島丸実習ノート/配布資料
担当教員 角田 哲也,古本 啓二,川原 秀夫,山口 伸弥,杉本 昌弘,浦田 清,渡邊 武,小林 孝一朗

到達目標

1. 船舶機関士として必要な基礎知識・技術を習得し、船内機器の運転や保守管理に活用できる。
2. 舶用諸機関および各種工作機器の基本原理と操作方法を理解し、実験・実習を遂行できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1船舶機関士として必要な基礎知識・技術を習得し、船内機器の運転や保守管理に活用できる。船舶機関士として必要な基礎知識・技術を習得できる。船舶機関士として必要な基礎知識・技術を習得できない。
評価項目2舶用諸機関の基本原理と操作方法を理解し、実験・実習を遂行できる。舶用諸機関の基本原理と操作方法を理解できる。舶用諸機関の基本原理と操作方法を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

本校 (1)-b 説明 閉じる
本校 (1)-c 説明 閉じる
商船 (2)-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
海事実務は技能および技術を習得するとともに、技術者として望ましい態度や習慣を身に付ける。
授業の進め方・方法:
実習及び演習を主体とする。
相互評価に「実技」等を含める。
ポートフォリオに「課題」「レポート」等を含む。
注意点:
必要に応じて、実験実習指導書、大島丸実習ノート、配布資料、関数電卓を持参すること。
安全について十分に配慮すること。作業服、安全靴、帽子を着用してくること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 内燃機関(1) 内燃機関の性能試験ができる。
2週 内燃機関(2) 内燃機関の性能試験ができる。
3週 内燃機関(3) 内燃機関の故障診断ができる。
4週 流体力学(1) 軸対象噴流のデータ測定および計算ができる。
5週 流体力学(2) 軸対象噴流のデータ測定および計算ができる。
6週 計測工学 圧力発信機(d/P)セルの特性について理解できる。
7週 金属材料 各種材料試験について実施できる。
8週 レポート作成
2ndQ
9週 アース探索 漏電箇所を発見できる。
10週 ビルジ排出および油水分離器 ビルジの排出方法および油水分離器の原理について理解できる。
11週 効力試験 大島丸主機の効力試験ができる。
12週 機関応急運転(1) ブラックアウト時における処置ができる。
13週 機関応急運転(2) ブラックアウト時における処置ができる。
14週 船舶整備 船舶整備につ必要な工具を取り扱うことができる。
15週 出力装置 小型艇機関の整備ができる。
16週
後期
3rdQ
1週 救命講習 救命艇の降下および収容ができる。
2週 救命講習 船舶遭難時の生存維持の条件について説明できる。
3週 救命講習 船舶に備え付けられている救命設備の使用方法について認識している。
非常事態を想定した船外への離脱を実践することができる。
4週 機関系講習(1) 機関系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
5週 機関系講習(2) 機関系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
6週 機関系講習(3) 機関系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
7週 機関系講習(4) 機関系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
8週 レポート作成
4thQ
9週 機関系講習(5) 機関系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
10週 機関系講習(6) 機関系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
11週 機関系講習(7) 機関系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
12週 機関系講習(8) 機関系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
13週 機関系講習(9) 機関系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
14週 機関系講習(10) 機関系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
15週 機関系講習(11) 機関系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合007010200100
基礎的能力0000000
専門的能力007010200100
分野横断的能力0000000