海事英語

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 海事英語
科目番号 0178 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 IMO標準通信用語集(国土交通省海事局=成山堂)
担当教員 浦田 数馬

到達目標

(1)海事通信用語を他者に伝える。また、他者からの情報・要求・質問理解することができる。
(2)国際VHF通信用語が理解できる。
(3)船上業務で使用する英語コミニュケーションが理解できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1航海術語を日本語から英語、英語から日本語に訳せる。80%以上ある程度、航海術語を日本語から英語、英語から日本語に訳せる。60-80%航海術語を日本語から英語、英語から日本語に訳すことがほとんどできない。60%未満
評価項目2質問や要求内容を理解できる。80%以上質問や要求内容を理解できる。60-80%質問や要求内容を全く理解できない。60%未満
評価項目3コミュニケーションが取れる。80%以上コミュニケーションが取れる。60-80%コミュニケーションが取れる。60%未満

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
上級航海英語講習(海技免許講習)として開講する。
この科目では企業の船舶に乗船していた教員が航海士としての経験を活かし、船舶間通信、使用用語等について講義形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
IMO標準通信用語集を利用し航海術語、対外通信用語、船内通信用語を学習する。
注意点:
・船舶に航海士として乗り組んだ場合に直ぐに利用する船舶間通信について学習するので、各自が十分に理解しておくことが重要である。
・やむを得ない状況で欠席する場合は必ず申し出ること。
・授業中のノートメモを取る。
・三級海技士(航海)の航海英語講習であるので、欠席のない様に心がける。
・やむを得ない状況で欠席する場合は必ず申し出て、担当教員の指示を受けること。
変更点 2020.07.22 授業の課題 5点×14回=70点 試験課題30点 合計100点

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 IMO SMCP : General
通信用語が理解できる。
2週 IMO SMCP : General
英語で船体状況の説明ができる。
3週 IMO SMCP : General
英語での呼び出し、応答通信ができる。
4週 IMO SMCP : General
船上通信の特異性を理解した質疑応答ができる。
5週 IMO SMCP : Grossaly
航海術語が理解できる。
6週 IMO SMCP : Grossaly
航海術語が理解できる。
7週 IMO SMCP : Grossaly
航海術語が理解できる。
8週 前期中間試験 前期中間試験
2ndQ
9週 IMO SMCP : External C.P. 遭難通信を理解できる。
10週 IMO SMCP : External C.P.
緊急通信が理解できる。
11週 IMO SMCP : External C.P.
安全通信が理解できる。
12週 IMO SMCP : External C.P.
水先人とのコミュニケーションが取れる。
13週 IMO SMCP : On-board communication
船内通信用語が理解できる。
14週 IMO SMCP : On-board communication
英語での当直交代ができる。
15週 IMO SMCP : On-board communication
船内でのコミュニケーションが取れる。
16週 前期末試験 前期末試験

評価割合

試験提出物授業への参加度合計
総合評価割合80020100
基礎的能力80020100