国際文化論

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 国際文化論
科目番号 0187 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書なし/適宜プリント配布/参考文献:秋山仁(特別監修)・藤本義彦・木原滋哉・天内和人(編集)『技術者倫理』(実教出版、2018年)
担当教員 島田 雄一郎

到達目標

(1)グローバル化が進み、価値観が多様化している現代世界の情勢を歴史的背景を踏まえ理解する。
(2)政治、経済、思想、宗教、科学技術などをめぐる世界の諸文化を日本の文化と比較しつつ理解し国際認識を深める。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標1グローバル化し、価値観が多様化している現代世界の情勢を歴史的背景を踏まえ理解できる。グローバル化し、価値観が多様化している現代世界の情勢を理解できる。現代世界の情勢を把握することができない。
到達目標2世界の諸文化を日本の文化と比較しつつ理解し国際認識を深める。世界の諸文化を理解し国際感覚を身に付ける。世界が多様な文化によって成り立っていることを理解できない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
世界の諸文化について歴史的背景を踏まえ、日本の文化と比較しつつ、政治、経済、思想、宗教、科学技術などテーマごとに分けて理解を深めていく。
授業の進め方・方法:
世界の各地域の文化と日本の文化について、歴史的な成り立ちを踏まえ、テーマごとに学習する。授業は講義形式で進め、毎週その日のテーマの理解を定着させるためにワークシートを作成する。授業の中間と期末にレポートを作成し、国際文化・国際社会に関する自分の考えを明確に表現する力を養成する。
注意点:
現在の国際関係について、世界の諸文化について、ニュースや新聞や参考文献などから主体的に理解を深めること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 授業全体の見通しと各回のテーマを理解することができる。
2週 「国」「国際」とは何か? 「国」「国際」の意味を理解することができる。
3週 「日本」とは何か? 「日本」という国の成り立ちを理解することができる。
4週 日本論・日本人論を読む 代表的な日本論・日本人論を読み、内容を理解することができる。
5週 日本文化論を読む 日本文化についての理解を深める。
6週 近代日本の諸問題 近代日本の諸問題を理解することができる。
7週 レポート作成の準備 レポート作成に向けて資料を収集・整理し、自分の考えをまとめることができる。
8週 レポート作成 レポートを作成することができる。
4thQ
9週 現代世界:新自由主義の時代(1) 歴史的背景を踏まえ新自由主義の考え方を理解することができる。
10週 現代世界:新自由主義の時代(2) 世界の各地域における新自由主義に基づく政策を理解することができる。
11週 人権の歴史 人種問題、民族問題に基づき、人権についての理解を深める。
12週 世界の諸宗教(1) 世界の諸宗教について歴史的に理解することができる。
13週 世界の諸宗教(2) 世界の諸宗教をめぐる儀礼や文化について理解することができる。
14週 原子力問題 原子力をめぐる問題について理解を深める。
15週 レポート作成 レポートを作成することができる。
16週

評価割合

試験発表レポートワークシート態度合計
総合評価割合006030100100
基礎的能力0003010040
専門的能力006000060
分野横断的能力0000000