海事実務

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 海事実務
科目番号 0197 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 実験実習指導書/大島丸実習ノート/キャリアデザインノート/配布資料/レーダ観測者用レーダ・自動衝突予防援助装置シミュレータ講習用教本
担当教員 千葉 元,久保田 崇,木村 安宏,前畑 航平,森脇 千春,村田 光明,岩崎 寛希,中村 泰裕,浦田 数馬

到達目標

1. 海事実務では、航海士に必要な基礎知識・技術を習得し、船内機器の運転や保守管理に活用できる。
2. 船舶および船舶周辺機器の基本原理と操作方法を理解し、実験・実習を遂行できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1航海士に必要な基礎知識・技術を習得し、船内機器の運転や保守管理に活用できる。航海士に必要な基礎知識・技術を習得できる。航海士に必要な基礎知識・技術を習得できない。
評価項目2船舶および船舶周辺機器の基本原理と操作方法を理解し、実験・実習を遂行できる。船舶および船舶周辺機器の基本原理と操作方法を理解できる。船舶および船舶周辺機器の基本原理と操作方法を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

本校 (1)-b 説明 閉じる
商船 (2)-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
海事実務は技能および技術を習得するとともに、技術者として望ましい態度や習慣を身に付ける。
授業の進め方・方法:
実習及び演習を主体とする。
相互評価に「実技」等を含める。
ポートフォリオに「課題」「レポート」等を含む。
注意点:
必要に応じて、実験実習指導書、大島丸実習ノート、配布資料、関数電卓を持参すること。
安全について十分に配慮すること。作業服、安全靴、帽子を着用してくること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 BRM訓練(1) 船橋におけるリソース活用の重要性を説明できる。
BRM訓練の法的背景を説明できる。
2週 BRM訓練(2) 海難事故例から事故要因の分析することができる。
船舶運航時や作業時における危険予知を挙げることが出来る。
3週 レーダ・ARPA(1) レーダを操作して各種調整を行い、適切に表示することができる。
レーダARPAを操作して他船の針路・速力・最接近距離及び時間を表示することができる。
4週 レーダ・ARPA(2) レーダを操作して各種調整を行い、適切に表示することができる。
レーダARPAを操作して他船の針路・速力・最接近距離及び時間を表示することができる。
5週 レーダ・ARPA(3) レーダを操作して各種調整を行い、適切に表示することができる。
レーダARPAを操作して他船の針路・速力・最接近距離及び時間を表示することができる。
6週 レーダ・ARPA(4) レーダを操作して各種調整を行い、適切に表示することができる。
レーダARPAを操作して他船の針路・速力・最接近距離及び時間を表示することができる。
7週 航海計画(1)
校内練習船実習の航海計画立案ができる。
8週
2ndQ
9週 航海計画(2)
校内練習船実習の航海計画立案ができる。
10週 船舶工学(1)
船舶算法における喫水計算が確実に行える。
11週 船舶工学(2) 船舶算法における横傾斜計算が確実に行える。
12週 船舶工学(3) 船舶算法における横メタセンタ高さを理解し、復元力を算出できる。
13週 ポートステートコントロール演習 ポートステートコントロール実施要領について理解する。
14週 救命艇実習 救命艇の降下および収容ができる。
15週 航海系講習 航海系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合007010200100
基礎的能力0000000
専門的能力007010200100
分野横断的能力0000000