コミュニケーション

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 コミュニケーション
科目番号 0212 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 各教員が作成した教材を使用
担当教員 千葉 元,久保田 崇,木村 安宏,前畑 航平,森脇 千春,村田 光明,岩崎 寛希,朴 鍾徳

到達目標

1. 簡単な機能表現を用いて,英語で自分の意思を伝えることができる。
2. 自分の意見を,パラグラフ形式で論理的に記述することができる。
3. 船内で会話,情報伝達をとるための必要な教養を理解することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1簡単な機能表現を用いて、英語で自分の意思 を伝えることができる簡単な機能表現を用いて、英語で自分の意思 を伝えることがほぼで きる簡単な機能表現を用い て、英語で自分の意思 を伝えることができな い
評価項目2自分の意見を、パラグラフ形式で論理的に記 述することができる自分の意見を、パラグ ラフ形式で論理的に記述することがほぼでき る自分の意見を、パラグ ラフ形式で論理的に記 述することができない
評価項目3一般的な船員に必要な知識を理解し説明できる一般的な船員に必要な知識を理解できる一般的な船員に必要な知識を理解できない

学科の到達目標項目との関係

本校 (1)-a 説明 閉じる
商船 (2)-c 説明 閉じる

教育方法等

概要:
自分の意見や情報を相手に的確に伝えるための、簡潔で論理的な英語コミュニケーションの手法について学ぶとともに、船員に必要な教養を学ぶことで会話や情報伝達などのコミュニケーション力向上を図る。
授業の進め方・方法:
授業は各教員のオムニバス形式で行い,講義形式のみでなく、ペアワーク、英文ライティング、口頭発表などを行う。
ペアワークでは、物事を説明する、自分の情報を伝える、または相手の情報を聞き出すためのコミュニケーション演習を行う。
英文ライティングでは、パラグラフライティングの基礎を学び、テーマ別のライティング演習を行う。
口頭発表ではプレゼンテーションの準備および実施要領を学ぶ。
注意点:
事前に必要な道具等の連絡があるため,事前連絡を参照すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 文章によるコミュニケーション①(自己PR文章、推薦書の作成) 自己PRや推薦書の作成手法を理解する。
2週 文章によるコミュニケーション②(小論文の作成) 資格試験や入社試験等の小論文作成手法を理解する。
3週 PC作成資料によるコミュニケーション①(Wordによるプレゼンテーション) Wordによるプレゼンテーション手法を理解する。
4週 PC作成資料によるコミュニケーション②(パワーポイントによるプレゼンテーション) パワーポイントによるプレゼンテーション手法を理解する。
5週 コミュニケーション演習(ビジネスメールについて①) 英文を含む社外へのメールの基本的なマナーおよび実例について理解できる
6週 コミュニケーション演習(ビジネスメールについて②) 英文を含む社外へのメールの基本的なマナーおよび実例について理解できる
7週 コミュニケーション演習(Functional expressions②) 状況に応じて適切な表現を用いた会話ができる
8週 前期中間試験(課題提出)
2ndQ
9週 コミュニケーション演習(Functional expressions①) 状況に応じて適切な表現を用いたスピーチができる
10週 口述試験対策 口述試験の申請方法や手続き、海技免状講習について理解できる。
11週 口述試験対策 口述試験の内容や対策について理解できる。
12週 口述試験対策 面接試験での一般常識を理解できる。
13週 イベントの企画・立案方法を学び、効果的なプレゼンテーションの方法を学ぶ。 企画・立案において大事なポイントを押さえることができる
14週 グループワーク 各班で協力しイベントを企画することができる
15週 グループワーク 各班で協力し、プレゼンテーション資料を作成することができる。
16週 プレゼンテーション発表 各班で効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
後期
3rdQ
1週 Presentation 英語プレゼンテーションの構成について理解できる
2週 Presentation 効果的英語プレゼンテーションの論理展開について理解できる
3週 Presentation プレゼンテーションにおけるvisual aidの活用について
4週 Presentation 効果的な英語プレゼンテーションができる
5週 グローバル人材の資質として求められる能力について考え、グループで発表する。 グローバル人材の資質として求められる能力が理解できる。
6週 英語で自己紹介の文書を作成し、グループで練習する。 英語で自己紹介ができる。
7週 海外の大学とオンライン交流を行い、グローバル人材としての基礎的な英語力を身につける。 外国人と簡単なコミュニケーションができる。
8週 後期中間試験(課題提出)
4thQ
9週 日本籍船と傭船についての講和と討論 日本籍船と傭船の現況を知る
10週 外航船員の給与(日本人とフィリピン人)講和と討論 外航船員の給与について理解する
11週 日本外航船舶の現況と課題についての講和と討論 外航船舶の現況と課題を理解する
12週 船舶と陸上の情報伝達方法 船舶と陸上の情報伝達方法について理解できる
13週 船上の情報セキュリティー 船上の情報セキュリティーについて理解できる
14週 船内の情報システム 船内の情報システムを理解できる
15週 船内のシステム構築 船内の情報システムをガイドラインに沿って構築できる
16週 学年末試験(課題提出)

評価割合

出席点(授業参加度)課題点合計
総合評価割合4060100
基礎的能力000
専門的能力000
分野横断的能力4060100