海事実務

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 海事実務
科目番号 0228 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 実験実習指導書/大島丸実習ノート/キャリアデザインノート/配布資料
担当教員 千葉 元,久保田 崇,木村 安宏,中村 泰裕,浦田 数馬,山口 伸弥

到達目標

1. 航海士として必要な基礎知識・技術を習得し、船内機器の運転や保守管理に活用できる。
2. 各種航海計器の基本原理と操作方法を理解し、実験・実習を遂行できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1航海士として必要な基礎知識・技術を習得し、船内機器の運転や保守管理に活用できる。航海士として必要な基礎知識・技術を習得できる。航海士として必要な基礎知識・技術を習得しできない。
評価項目2各種航海計器の基本原理と操作方法を理解し、実験・実習を遂行できる。各種航海計器の基本原理と操作方法を理解できる。各種航海計器の基本原理と操作方法を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

本校 (1)-b 説明 閉じる
本校 (1)-c 説明 閉じる
商船 (2)-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
海事実務は技能および技術を習得するとともに、技術者として望ましい態度や習慣を身に付ける。
授業の進め方・方法:
実習及び演習を主体とする。
相互評価に「実技」等を含める。
ポートフォリオに「課題」「レポート」等を含む。
注意点:
必要に応じて、実験実習指導書、大島丸実習ノート、配布資料、関数電卓を持参すること。
安全について十分に配慮すること。作業服、安全靴、帽子を着用してくること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 救命講習 救命艇の降下および収容ができる。
2週 救命講習 船舶遭難時の生存維持の条件について説明できる。
3週 救命講習 船舶に備え付けられている救命設備の使用方法について認識している。
非常事態を想定した船外への離脱を実践することができる。
4週 航法シミュレーション(1) 備讃瀬戸~水島航路の航法について理解する。 
5週 航法シミュレーション(2) 浦賀水道,中の瀬航路の航法について理解する。
6週 航海計画(1) 校内練習船実習の航海計画立案ができる。
7週 航海計画(2) 校内練習船実習の航海計画立案ができる。
8週 ECDIS講習(1) 電子海図情報表示装置を利用した当直方法を理解し、実践することができる。
4thQ
9週 ECDIS講習(2) 電子海図情報表示装置を利用した当直方法を理解し、実践することができる。
10週 船舶整備 船舶整備につ必要な工具を取り扱うことができる。
11週 出力装置 小型艇機関の整備ができる
12週 船舶工学(1) 模型船を使用した水槽実験により、船体に働く力を理解する。
13週 船舶工学(2) 模型船を使用した水槽実験により、船体に働く力を理解する。
14週 航海学演習 航海系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
15週 航海学演習 航海系講習に関わる内容について、理解および実践できる。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合007010200100
基礎的能力0000000
専門的能力007010200100
分野横断的能力0000000