オーラルコミュニケーション

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 オーラルコミュニケーション
科目番号 0230 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教員作成教材(プリント配布・パワーポイント使用・授業後にTeamsで共有)
担当教員 石田 依子

到達目標

・平易な英語表現を用いて自分の意思を自在に伝えることができる。
・船上で船員が用いる基礎的な英語表現を理解し、自在に使用することができる。
・船上で船員が用いる基礎的な英語表現を自分が伝えようとするトピックについて、英文を書くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1平易な英語表現を用いて自分の意思を自在に伝えることができる。平易な英語表現を用いて自分の意思を何とか伝えることができる。 平易な英語表現を用いて自分の意思を伝えることが困難である。
評価項目2船上で船員が用いる基礎的な英語表現を理解し、自在に使用することができる。船上で船員が用いる基礎的な英語表現をある程度は理解し、使用することができる。船上で船員が用いる基礎的な英語表現を理解できていないし、使用することも困難である。
評価項目3船上で船員が用いる基礎的な英語表現を自分が伝えようとするトピックについて、英文を書くことができる。自分が伝えようとするトピックについて、辞書を使いながら英文を書くことができる。自分が伝えようとするトピックについて、英文を書くことが困難である。

学科の到達目標項目との関係

本校 (1)-a 説明 閉じる
商船 (2)-c 説明 閉じる

教育方法等

概要:
このクラスでは、英語のスピーキング・リスニング・ライティングの3技能を養成する。まずは英語で一般的なコミュニケーションがとれることを目指し、次に船上で船員が理解するべき表現が一通りは使いこなせるように訓練をする。さらに、特定のトピックについて英語で発表する能力、及び英文を作成する能力を養う。
授業の進め方・方法:
・パワーポイント、もしくはプリント配布にて授業を進めていく。学生は毎時間の授業内容をその時に理解すること。また、学生は一方的に教員の説明を聞くだけではなく、「話す」「聞く」「書く」という行為を実際に行うことが求められる。
・Web classを利用してレポート提出や小テストの受験が求められることもある。また、授業で学習した内容理解の確認として、紙媒体でレポートを提出させることもある。
注意点:
授業には必ず英和辞書を持参すること。和英辞書が必要な場合もある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
英語表現における一般的な基礎知識の習得 ①
英語における適切な挨拶
2週 英語表現における一般的な基礎知識の習得 ② 英語における数字と単位の表現。海事英単語の理解。
3週 航海当直における基本的な英会話表現 ① 一般的な表現(船位・距離・方位・針路・速力・時間・周囲の船舶の状況、等々)
4週 航海当直における基本的な英会話表現 ② 気象海象に関する表現(海面状況・潮流・荒天対策、等々)
5週 航海当直における基本的な英会話表現 ③ 当直引継に関する表現
6週 航海当直における基本的な英会話表現 ④ パイロット乗船に関する表現
7週 出入港における基本的な英会話表現 ① 航海準備・投錨・抜錨・揚錨に関する表現
8週 前期中間試験 (課題提出) 前期中間試験 (課題提出)
2ndQ
9週 出入港における基本的な英会話表現 ② 着桟・離桟に関する表現
10週 応急処置における基本的な英会話表現 総員報告・防火部署・救助艇部署に関する表現
11週 VTS(船舶通航支援等業務)標準会話 航行援助等に関する表現
12週 パワーポイントを使用してのプレゼンテーション演習 各班に分かれ、一つのトピックについてプレゼンテーションを行う。
質疑応答ができる。
13週 パワーポイントを使用してのプレゼンテーション演習 各班に分かれ、一つのトピックについてプレゼンテーションを行う。
質疑応答ができる。
14週 パラグラフ・ライティング演習 テキストを使用してパラグラフ・ライティングの基礎を学ぶ
15週 パラグラフ・ライティング演習 一つのトピックについて英語のライティングを行う。
16週 前期末試験 前期末試験

評価割合

定期試験発表点小テスト提出物合計
総合評価割合50202010100
基礎的能力50202010100