環境計測工学

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 環境計測工学
科目番号 0242 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 千葉 元,松村 哲太

到達目標

地球環境問題のうち、海洋環境に対する理解を目的とし、環境を構成する要素を理解するために、環境に関連する各種計測器を学び、海洋環境の現状を理解する。   

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1環境を構成する要素を理解するために、環境に関連する各種計測器を学び、海洋環境の現状を理解および説明出来る 。   環境を構成する要素を理解するために、環境に関連する各種計測器を学び、海洋環境の現状を理解出来る。   環境を構成する要素を理解するために、環境に関連する各種計測器を学び、海洋環境の現状を理解出来ない。   

学科の到達目標項目との関係

本校 (1)-a 説明 閉じる
商船 (2)-c 説明 閉じる

教育方法等

概要:
海技者として、海上災害や海洋汚染の防止や発生時の最適な対処のため、以下の海洋について知識を習得していく。
(1) 海洋物理現象として、海流・潮流・潮汐・風浪・津波等的の発生機構と実際
(2) 海洋と陸域の境界線における、河川水が海洋に与える影響
(3) 海洋表層や気象現象に影響を与える深海の状況
(4) 電子情報機器を用いた海洋環境計測技術の原理や実際 
(5) 海洋汚染や海上災害の実際や監視・防止方法地球環境問題のうち、海洋環境に対する理解を目的とし、環境を構成する要素を理解するために、環境に関連する各種計測器を学び、海洋環境の現状を理解する。   
(6)水や大気環境の物理・化学的な計測手法、海洋や地球環境に与える影響について学習する。
授業の進め方・方法:
自作プリント、気象庁や海上保安庁等の公開資料により講義し、定期試験の出題範囲とする。
注意点:
中学校、高専1~4年生までに学んだ、数学,物理,化学,地理,力学,電気工学がベースとなる。
航海コースの学生では、航海計器と海洋気象、機関コースの学生ではビルジや排ガス管理が関連分野となる。
航海・機関コース共に、海事法規における海洋汚染等に関連する法律との関連性が高い。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 講義の概要について 海洋環境と計測の範囲と基礎について理解する
2週 海洋環境の現況概説、海洋の物理および化学環境 海洋・沿岸域の環境の変化と予測手法および環境アセスメント、また、光、海色、温度、塩分、密度などについて理解する
3週 海洋における流れ・波 海洋の流れ・波の様々な物理現象について理解する
4週 温度・塩濃度計測 測定器の種類と原理、水温・塩濃度測定について理解する
5週 光(濁度・クロロフィル濃度)計測 測定器の種類と原理、濁度・クロロフィル濃度計測について理解する
6週 流速計測(2) 超音波式流向流速計測・電磁式流向流速計測の原理について理解する
7週 船舶による海洋汚染 船舶に関連した海洋汚染の現状、海洋環境汚染物質、国際条約について理解する
8週 前期中間試験 学習内容のまとめ
2ndQ
9週 水の化学・水質検査 水の性質、地球での循環、水質汚濁などの測定法について理解する。
10週 大気汚染・大気検査 大気汚染の要因およびその測定法について理解する。
11週 酸性雨 降水のpH、緩衝作用および酸性雨対策技術について理解する。
12週 炭素サイクル 炭素の保管庫について理解する。
13週 地球温暖化 温室効果ガスによる気温の上昇効果について理解する。
14週 環境修復技術 環境修復の概念および修復法について理解する。
15週 海洋環境保全 環境保全のモニタリングについて理解する。
16週 前期末試験 学習内容のまとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合802000000100
基礎的能力20100000030
専門的能力50100000060
分野横断的能力1000000010